(映画パンフレット)『ジュピター』

 アンディ&ラナ・ウォシャウスキー姉弟製作、脚本、監督作品『ジュピター』(2015)

 原題「Jupiter Ascending」 (Ascending・・上昇)

 (出演)チャニング・テイタム、ミラ・クニス、ショーン・ビーン、エディ・レッドメイン、ペ・ドゥナ、テリー・ギリアム、

・・「スターウォーズ」+「砂の惑星」+「マトリックス レヴォリューション」+「ターミネーター(サラ・コナーとカイルの関係)」など入り混じったスペースオペラとでも云おうかね。「クラウド・アトラス」以来のウォシャウスキー姉弟作品だったから期待したんだけど・・やっぱりかな、世評のように主演のふたりに魅力感じなかったし(チャニング・テイタムは「フォックス・キャッチャー」の冴えないレスラーのイメージが強いせいかバリバリのアクションがなにか・・だったし、なにより選ばれしものの割にはキャーキャー云いながらの振られっぱなしのようにしか見えなかった〔なんで望遠鏡が欲しかったのもいまいち判らなかったし〕ミラ・クニス嬢もヒロインとして見れなかったねぇ・・とにかくトイレ掃除が印象的だったね)・・いまいちだったなぁ。あと、パンフみるまでテリー・ギリアム監督の出演は判らなかったね。

どうもやはり「2001年~」を観てから宇宙空間(無重力のなかを)でピュンピュン光線や爆発や音など感じるとトーンダウンしてしまうんだよなぁ。だからか、絶賛はしてないにしてもちょっと前に観た「ファーストマン」はリアル設定ありきでまだ良かったね。

設定の「収穫」はソイレント・グリーン要素?

・・たしかに「クラウド・アトラス」(同監督作品)はホントによかったんだけどねぇ~、個人的趣向がらかワチャワチャ人が出てきてビームやらのピュンピュン、ドッカンドッカンモノさすがに刺さらなかったね。

(映画パンフレット)『白い家の少女』

 レアード・コーニッグの同名小説の映画化、ニコラス・ジェスネール監督作品『白い家の少女』(1976)

 原題「The Little Girl Who Lives Down the Lane」

 (出演)ジョディ・フォスター、マーティン・シーン、

 (メインテーマ曲)ショパンピアノ協奏曲第1番

・・地味で暗くて後味もそんなに良くない(何度か観た)作品だけども、全編うるさくないし、設定も判りやすくミステリー感たっぷりになんか毎度(今でも放映されると)観ちゃうよね。例えがよくないかもしれないけど、「シベールの日曜日」で一躍話題になって「かもめの城」で主演したパトリシア・ゴッジのように、「タクシードライバー」で注目されたジョディ・フォスターによる主演作のようにも思えたかな。

・・ひとりで住むヒロインの設定としてはヒッチコックの「サイコ」を思わさざるをえないけど数少ない登場人物とのやりとりに惹きこまれてしまう。

・・いろいろあってのラスト、暖炉前で毒入りの紅茶をマーティン・シーンに飲ませてからのじっと見つめるジョディ・フォスターの顔アップが記憶にずっと残ってるね。大げさじゃなかったのが良かったのかな。