(映画パンフレット)『狂気の愛』

 アンジェイ・ズラウスキー脚本、監督作品『狂気の愛』(1985)

 原題「L’Amour Braque」

 (出演)ソフィー・マルソー、フランシス・ユステール、チェッキー・カチョ、

・・いやぁ、困ったね。ポーランド映画界の異端派監督ということらしいんだが・・冒頭からの「ダークナイト」だか「キリング・ゾーイ」っぽいなぁ~の強奪劇までは良いとして・・なんだか皆同じ顔に見えるキャストたちの、しかも皆酔っぱらっているかのような「時計じかけのオレンジ」のアレックスたちの乱痴気ぶりを強引に見せられているかのような、話の展開もよくわからない(或る意味ヒトの夢を強引に見せつけられているような)・・最後までまったく受け入れられなかったなぁ。期待して観ようとしたんだけど・・苦痛だったなぁ。

ホントに唯一の救いは主演のソフィー・マルソー(しかも黙っている時の顔、パンフの表紙の表情なんかも良いよね、と、その前に髪型が良い・・)だったかね。だけど役柄なのか、可哀そうながら、自分的には魅力的には見られなかったなぁ。・・残念。

・・まさに映画を観た同じ日に買った稲垣足穂の「一千一秒物語」かのような、前後もないようなシークエンスを繋いだような感じにも思えたけどねぇ。

   

(映画パンフレット)『珈琲時光』

 侯孝賢(ホウ・シャオシェン)脚本、監督作品『珈琲時光』(2004)

 原題「珈琲時光」

 (出演)一青窈、浅野忠信、余貴美子、萩原聖人、

 (主題歌)「一思案」一青窈

・・監督目当てで公開すぐに鑑賞。

さすが台湾の小津安二郎こと侯孝賢監督のゆったりのんびりした(なんの事件性も起こらない)演出ぶりに展開なんかどうでもよく感じられボォッと観てたかんじだったかな。だからか、途中途中眠くなったりもしたね。

基本的に自分はエンドクレジットでの歌は基本的にはいただけないのだが(たまに少数の例外もあるけど)、この映画での一青窈さんの歌にかぶさるラストカットの(お茶の水の聖橋だよね)電車の交差ぶりはまさに東京ならではの光景だったし本編よりも一番記憶に残ったカットだったかな。

・・最近、よーやくコーヒーをブラックで飲めるようになった。年を重ねて少しは自分も大人の味がわかるようになったのかな。