(映画パンフレット)『絶対の愛』

 キム・ギドク製作、脚本、編集、監督作品『絶対の愛』(2006)

 原題「시간(타임) TIME 」

 (出演)ソン・ヒョナ、ハ・ジョンウ、パク・チヨン、杉野希妃、

・・映画観ながらヒッチコックの『めまい』なんかが観ながらよぎったりしたね。

・・鑑賞義務的監督のひとりギドク監督作品ということで、『人間の時間』を観たあと、あらためて過去のギドク作品を観たくなり鑑賞。

・・今回観た最新作や過去作品など監督の作品らしさ(過激、エロ、残虐、特異性)などの先入観やイメージを持ったうえでの鑑賞。良かったか、良くなかったか、面白かったか、そうでもなかったかどうだったかと云えば・・正直好きではなかったなぁ。観心地悪かったね。(内容といい、俳優といい、トキメクものがなかったなぁ)。

そもそも韓国ドラマや映画の中にありがちな印象あるが、この映画でも男女関係なく感情剥き出しに罵声浴びせのケンカばっかり。映画とはいえ観てて感じ悪いし。イライラさせられるし、気分も観てて悪い。なぜこうもクチが荒いのか?かといえば涙流して」悪かった・・」謝る。観ててつらいよね。

・・所詮、男女の下半身のつきあい(肉欲の関係)はあとで問題も起きたり、長続きもしないってことだよね。それから顔じゃなく魂からのつきあいをしないとね。もぅすぐみんな盛りのついた動物のように体ばかり求めたがるんだからね。

・・編集中?のパソコン内の映像って、『うつせみ』だよね。

・・誰が女優陣で一番良かったかっていったら、ちょい役の杉野希妃さんだったかな。

・・これで大半のギドク監督作品観てきたけどやっぱり暫定一番(お気に入り)は『弓』だね。

(映画パンフレット)『パラサイト 半地下の家族』

 第72回カンヌ国際映画祭パルムドール、第92回アカデミー賞、脚本賞、監督賞、作品賞など4冠、ポン・ジュノ脚本、監督作品『パラサイト 半地下の家族』(2019)

 原題「Parasite」

 (出演)ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、パク・ソダム、チェ・ウシク、他

・・いやぁ、びっくりしたね。監督賞、脚本賞は可能性大に思ってたけど、まさか、作品賞まで獲るとは正直思ってもみなかったなぁ。と、同時に韓国映画凄いと思ったのと並行して昨今の日本映画の魅力の無さ、作家性の無さ、いまだに続くベストセラー漫画や小説の映画化の多さに憤懣してしまったかな。面白くない、つまらなかった、以前に観たいと思う作品がまず無い。もうすぐ日本国内でも催される「日本映画アカデミー賞」があるけど、毎年録画して早送りしながら(かたちだけ)観てるけど・・まずもって作品賞ノミネート作品から見事に毎年毎年自分が観てる作品が(見事に)無い。これは単に好みの問題だろうか?単館系の劇場で公開される規模は小さいながらも作家性のある作品に関しては好んで観たりするが、まずもってアカデミー賞にはノミネートすらされない。4社協定じゃないけど未だに各賞に挙げられる作品は大手からの作品ばかり。なんか寂しいというか、こんなんで良いの?と改めて思ったね。溜息も出ちゃうよね。

・・さて『パラサイト』、鑑賞して歴史に残る大傑作作品とまでは正直思わなかったけど(他にも凄い刺激のある作品もあるしね)なんにしろ韓国映画の力強さに惚れ惚れさせられたね。あと同監督作品の「母なる~」や「殺人の~」などもう一回観てみようかと思ったりもね。

・・作品は観てて思ったことに、ざっくりだけど「アメリカンビューティー」(或る意味家族の崩壊)とコミカルなジャッキー映画を掛け合わせたような個人的印象だったかな。