(映画パンフレット)『ヘルタースケルター』

  岡崎京子の原作漫画を映画化、蜷川実花監督作品『ヘルタースケルター』(2012)

 (出演)沢尻エリカ、大森南朋、寺島しのぶ、綾野剛、水原希子、新井浩文、

 (主題歌)AA=「The Klock」

・・これぞ、センセーショナル!っといった扇情的内容に(まさにテレビでは表現しにくい映画ならではの挑発的さ)素直に満足したかな。公開前からの宣伝や紹介などであまりに盛り立てて過激だとうたっていたんで、それじゃぁと(原作漫画を買って読んで)劇場へまるで昔の見世物小屋へ入るがごとく(どんなものを見せてくれるんだろう・・と)鑑賞。

主演の沢尻さんのいわば体を張った演技にも観る前の期待にこたえてくれたし、あと、個人的にはエンディングにかかる歌(歌詞が全然わからない)が作品色に合っているように感じ、イッチャッてる映画だったけど気持ちよく劇場を出た印象だったかな。

ラストで主人公が自傷するシーンで劇場内がハッと息をつめたようにし~んとなった瞬間はまさに大勢で観ながらの独特な瞬間の空間だったね。

(映画パンフレット)『超高層のあけぼの』

 霞が関ビルディングの建設を描いた1969年の企業PR映画。制作は鹿島建設傘下の「日本技術映画社」。三部構成映画。69年度映画興行収入2位。

  脚本菊島隆三、関川秀雄監督作品『超高層のあけぼの』(1969)

  英題「Skyscrapers」

 (出演)池部亮、木村功、丹波哲郎、田村正和、伴淳三郎、新珠美千代、中村伸郎、他

 (音楽)伊福部昭

・・『黒部の太陽』のようなオールスターキャストならぬ、オールバイプレーヤーキャストの印象強く個人的には大満足。とはいえ、テレビでも放映しないしレンタルDVDもないなかなか観られる機会もないレアな映画。何年か待ち望んでの(池部亮さん特集上映)の機会のなか鑑賞。全編古いフィルムの為か、赤茶けたブレブレ映像にさすがに目が痛かったね。「愛奴」の時もこんな感じだったっけか。

四度も五度も繰り返される同じカメラワーク(途中での会議室での会合の席のシーンでのフォロー)にはしつこさ通り越して笑ってしまったね。あと伴淳さんの「一杯やっか?」にも思わずクスッと(これにはある程度の年齢以上の人間でないとわからないんじゃないかな)。

田村正和さん演じるカップルには終始観てて純朴さに微笑ましかったね。

160分の長編も全然まったく長く感じられずエンターテイメント作品としても面白かったね。