Posted on 4月 28, 2020
(小説・エッセイ)(夢に関する本)『夢からの脱走』


小松左京原作『夢からの脱走』(1976)新潮文庫
・・小松左京とは・・、どうだろうなぁ・・昨年に久しぶりに観た「日本沈没」に始まって、NHK「100分で名著」での小松左京スペシャル4夜分を観たことによって「ゴルディアスの結び目」「虚無回廊」を読んでからの・・この作品。いやぁ、面白かった。
読みながらいろんな映画や慣用句など頭によぎったりしたねぇ。
まずは場面転換などあっちこっち行ってることから映画「トワイライトゾーン」の第一話(主人公を撮影中に事故死したビック・モロー)っぽいなぁと思ったり、そもそもどれが現実でどれが夢なのか判らないというと「胡蝶の夢」、そして「ジェイコブス・ラダー」のような悪夢的世界なんかも感じたかな。
直前に読んだ筒井康隆原作の「夢の検閲官」とはまた違ったブラックさがあってこっちのテイストが断然好みだね。
Updated on 5月 7, 2022
(映画パンフレット)『ミッドサマー』



アリ・アスター脚本、監督作品『ミッドサマー』(2019)
原題「Midsommar」
(出演)フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィル・ポールター、他
(エンディングソング)「The Sun Ain’t Gonna Shine (Anymore)」フランキー・ヴァリ
・・前作同様儀式ものがお好きな監督による、陽もまぶしく明るいスウェーデン奥地の村での「地獄の黙示録」+アーミッシュの世界のような・・+ヘンリーダーガーの世界のようなおとぎ話的映画だったね。
もぅなんでも設定作っちゃえばなんでもありかな・・ということで、観てて途中からもぅどうでもよくなった感も多少はあったかな。
やっぱり怖かった感よりは前作同様気持ち悪かったね。救いと云えばラストカットの彼女の微笑みと云うべきだろうかね?
・・鑑賞後普通にパンフを買おうと・・あれ、完売。入荷の見込みも未定だと。まぁしょうがない。たまたま観た劇場の観客の購買率が高かったんだと・・帰りに他の劇場のロビーで買おうと寄るとそこも完売。携帯でさらに2つ3つの劇場に問い合わせするとどっこも完売。珍しいことに唖然となった。もぅしょうがない次の入荷を待つしかないね・・。
・・(それから一週間ちょっと)・・入荷したことを知りパンフを買いに劇場へ。普通にパンフを買ってまず目を通す。そこで改めて鑑賞時にまったく気づかずにパンフによって、あの、『ベニスに死す』の美少年タッジオ少年があの役で出ていたとはとビックリだったね。
・・(あれから1,2年経って)・・元々映画のエンディングでの歌を嫌う自分にとって最近になってじわじわとこの映画の歌「The Sun Ain’t Gonna Shine (Anymore)」や、他作品『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』での同名歌などオールディーズでしかも耳に残るメロディーなど大いに受け入れられるものがちょくちょくある。まさに映画の顔のように劇伴は残ってなくとも最後のクレジットソング一曲だけで本編の世界観を思い呼び覚ましてくれるようなチカラというか余韻があるなぁと感じたものだったね。






