Posted on 4月 19, 2020
(映画パンフレット)『シュヴァルの理想宮』









ニルス・タヴェルニエ脚本、監督作品『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』(2018)
原題「L’Incroyable histoire du Facteur Cheval」
・・今年最後の映画館にての鑑賞となろうかね?本来なら「ドクタースリープ」「アイリッシュマン」「ニューヨーク公共図書館」も前々からチェックしてて観に行こうとはしてたんだけどね、劇場に行くたび満員だったりつまらないことでこだわったりと徐々にモチベーションもトーンダウン。「アイリッシュマン」に関しては元々はTVのnetflix配信用ということで観る前からして過去の「グッドフェローズ」や「カジノ」とはちと違う印象(だったらちょっと待ってDVDやCS放送でもいいんじゃないか、おまけにチラシのみのパンフ化されてないし)。いろいろ観なかったりが続いて、とうとう残った(もしかしたら元々一番期待してたよな)この作品を仕事休みのサービスデーをねらって鑑賞。
・・椹木野意衣著「アウトサイダー・アート入門」のなかで初めてこの人物を知ってから、ガタロさんヘンリー・ダーガー、東健次らと並ぶ或る意味共通性の興味関心をもったこのシュヴァルさん。つくった理想宮の出来云々よりも(東さんと同じく)ひとりで黙々と三十年以上周囲からなにを云われようがつくり続けた人物像に今も強く惹かれている。
・・さて、映画。ぶ厚いおとぎ話を読んだような。シュヴァルさんもいろいろツラいこと悲しいことあったけど自分と同じくやはりあらかじめ書かれたシナリオを生きたんだろうなぁ。でなきゃ、あんなに人が苦手な人が二度も結婚し子供も授かることができようか?同じく二度目の妻となったフィロメーヌもシュヴァルにとってはソウルメイトだったのだろう。
でも、映画を全編観てて何かと辛く悲しかったね。「・・この世は生きにくい・・」・・胸に刺さったね。
・・そして映画を観ながら劇中の子供(アリス)が父に向かって同じことを何度も云う・・ところでふいに自分は過去に親しんだY氏を思い出した。そういえばYさんも独学で理想宮ならぬスタジオをつくったっけなぁ。劇中のシュヴァルさんと重なって見えてしまったね。
Updated on 4月 13, 2022
(映画パンフレット)『レナードの朝』



オリバー・サックス医師による原作を映画化、ペニー・マーシャル監督作品『レナードの朝』(1991)
原題「Awakenings」
(出演)ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズ、ペネロープ・アン・ミラー、
(音楽)ランディ・ニューマン
・・あれから10年以上経ってあらためてこの映画について思い返してみる。
公開時たしかに劇場まで観に行った。動機(観たいと思った動機)はデニーロやロビン・ウィリアムスでなく『ビッグ』の影響で監督目当てで行ったと記憶する(その時既にアカデミー賞有力作品もあって)。
案外自分の好きな映画「レリック」のヒロイン、ペネロープ・アン・ミラーさんも出てることもあってもう一度(その為だけでも)観てもいいかなと思う気持ちもたしかにあるけど・・
・・けっこうこういう有名人の病状ものには抵抗あるんだよなぁ~。デニーロは「タクシー」から「レイジング」や「ヒート」など戦う男のイメージが付きすぎて弱弱しい患者の役としてはなんだかとても観ちゃいられないんだよね。 例えもどうかと思うのだが日本でもテレビドラマの主人公に某アイドルグループのひとりが病気持ちなのか常人でない役を演じたものをチラリと観かけたことがあるが・・やっぱりイメージや先入観が強すぎて違和感があったように思えたこともあった。だからこの映画でも引きつるデニーロの迫真の演技が素晴らしいと思う一方違和感であんまり頭に入ってこなかったよね。
・・ロビン・ウィリアムスの髭もじゃの先生役は似合ってたと思ったけどね。






