(小説・エッセイ)(夢に関する本)『夢の検閲官』

 筒井康隆原作『夢の検閲官・魚籃観音記』(2018)新潮文庫

・・夢に関する小説といったら・・のひとり、筒井康隆。「パプリカ」「夢の木坂~」以来だろうか?夢ものは・・。

・・今回この作品を読んで・・、主人公の夢に出てくる人物や場所などの比喩記号を検閲官が変える奮闘ぶりのちょっとしたメルヘンチックに思われた(絵本にも合いそうな)明るいタッチの夢ワールドだったね。筒井作品とはいえ毒っぽさが無かったのがちょっと物足りなさが・・。いかにもディズニー社がアニメ化しそうな題材っぽくも思えたかな。

(小説・エッセイ)(夢に関する本)『夢一夜』

 北杜夫原作『夢一夜・火星人記録』(1979)新潮文庫

・・読み心地的には夏目漱石『夢十夜』のなかの一篇(第一話)のエピソードっぽかったね。おどろおどろしい恐怖というよりもミシミシと心理的にゾクゾクさせられる感じだったかな。