(映画パンフレット)『ジョーカー』

 トッド・フィリップス監督作品『ジョーカー』(2019)

 原題「JOKER」

(出演)ホワキン・フェニックス、ロバート・デニーロ、ザジー・ビーツ、他

・・まず、観ながらいろんな映画のシーン(要素)が思い出されたりしたね。「キング・オブコメディ」から「エデンの東」「地獄の黙示録」「タクシードライバー」「リトル・チルドレン」、階段にいたっては「エクソシスト」などなどね。あと、今のご時世から韓国や香港の情勢なんかもダブったりもね。

たしかに「ダークナイト」を観た時のヒース・レジャーの衝撃はあれから何年も受けてた感じったけど個人的には今回のホワキン・フェニック版ジョーカーが上回ってしまったんじゃないかと(より人間味あるジョーカー像の成り立ちに賛同してしまったかな)。

「フォックスキャッチャー」のテーマ曲のようなドスンと重たいバイオリンの重厚なスコアがこれまた良く、物凄い恰好いい負を感じ観たというなか、昔でいう(自分は経験ないが)健さん(高倉)主演任侠映画を観終わった観客がみんな健さんになりきり劇場を出ていくように、この映画を観終わった自分もジョーカーになってたね。「時計仕じかけのオレンジ」を観たあとのようななんとも云えない衝動と高揚感も感じたかな。だから辛かった、切なかったというより、こぅ、勇気づけられたかな。

Cream の「White Room」流れる印象と、デニーロMCのショーでの舞台裏からのジョーカーことアーサーの逆光登場シーンは特に脳裏に残る名シーンだったね。

・・普段DCコミック映画は観ないんだけど・・この映画は別だよね。

(書籍)(夢に関する本)『スウェデンボルグの霊界からの遺言』

エマニュエル・スウェデンボルグ著『スウェデンボルグの霊界からの遺言―いま破局を避けるためにー』(1986)リュウブックス

「人間の幸福とは、霊→心→肉体感覚→肉体という上から下降の流れも、肉体→肉体感覚→心→霊という下からの上昇の流れもどんな原因も妨げられずにハーモニーがいつも達成されている状態・・美も単に肉体感覚を喜ばすだけのものでは本当の美ではない。ただの綺麗にすぎない。もう少し上のレベルで達しないと本当の美として感じられる。」

「人間は本質的に霊だとしても人間であるうちは物質界に生きてて物質な肉体を持ってる。死ぬと物質的肉体を捨て霊的肉体を持つに至る。物質的肉体はそれ自身では生きた存在でなく霊によって生かされている道具にすぎない・・」

・・一般人として普通に生きてきて(教育受けて会社に入って普通にテレビみて人々と世の有様を語り合って、やがて年老いて一般のマニュアル通りの生活をしていくと、こういったスウェーデンボルグの存在すら知らないし霊や道具としての肉体など目に触れることもないだろうなぁ。だからかなのか自分は一般人とはちょっと離れた社会的に不適合者であるぶんこういったことに洗脳はされまいが興味も募っていくのであろうかね。スウェーデンボルグじたい別に知らなくてもいい存在だし世の中において役に立つ知識でもないと思うんだが、何故に自分含めた或る特定の人種は喰いつくのであろうか。