(映画パンフレット)『チャイニーズ・ゴーストストーリー』

 中国の古典『聶小倩』を映画化した『真説チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』(1960)のリメイク作品。

 ツイ・ハーク製作、チン・シウトン監督作品『チャイニーズ・ゴーストストーリー』(1987)

 原題「倩女幽魂」英題「A Chinese Ghost Story」

 (出演)レスリー・チャン、ジョイ・ウォン、ウー・マ、

・・もう、この作品(というかシリーズ3作品とも)は、怖さ、内容、展開、どうでもよく、ただただ、ジョイ・ウォンの妖艶さ(肢体)を観たいがための(世の男たちの為?)映画でしょ?というか、内容もあまり頭に入ってこないしね。とはいえ、ギリギリのところエロ映画でもないと思うんだがね。

個人的にはこのシリーズによって女優ジョイ・ウォンをおっかけるようになったか?というとそうでもなかったなぁ、好きでも嫌いでもなく他の出演作も気にはならなかった。ただ、このシリーズでの風貌といい役柄が単に良かったにすぎなかったんだね。

(映画パンフレット)『トカレフ』

 阪本順治脚本、監督作品『トカレフ』(1994)

 (出演)大和武士、佐藤浩市、西山由海、國村隼、

・・(トカレフ)が銃の名前だとも内容がどうだともいっさい何も予備知識持たず或る映画館での特集上映にて(予告編観たっけか?)鑑賞。

当時からして珍しい大型パンフ。当時バックに入らずしょうがなく手で持って帰ることに。今でもさすがにこのタイプのパンフ(マトリックス、ミュンヘン、グランブルーしかり)には持ち運びにはちょっと困ってしまうね。

もしかしたら阪本監督作(フィルモグラフィー)のなかで一番好きな(印象に残る、インパクト受けた)作品かもしれない。あまり世に知られていなさそうな作品の印象あるが、初期の頃の作品であって一切を削ぎ落したようなカラッとした渇いたバイオレンスの印象。例えでいうと北野武監督作「3-4x10月」のような森田芳光監督作「ときめきに死す」のような大作感はなく、劇中のセリフも少ないのに同類を感じてしまう。・・こういう作品こそ作家性が引き立つんだろうかね。

作品全般が暗いのも良い、主演の二人のピリピリ感も良い、「会社物語」での社員役とは違い終始暗い西山由海さんも良い、相変わらずの目立つバイプレーヤー國村さんも良い、そしてスカッと終わるエンディングもこれまた良い。

・・なんで世評は良くないのかな?どこが支持されないのかな?

(久しぶり、20年以上ぶりに観た)

・・初公開時に感じた面白さとは逆にツッコミどころ、粗ばかりあれこれ感じて「あれ?こんなんだったかなぁ?」と。

まず根本的に主演の二人(大和、西山)の夫婦が夫婦に見えない。西山さんも子供を持つ親にも見えないし、だいたいこの二人、どこでどう知り合って結婚したんだろう・・と。しかも終盤には夫まで捨てて・・感じ悪かったなぁ。こんな作品だったっけ?と。

やっぱり観る時期っちゅうもんがあるもんなんだね。

國村さんはやっぱり相変わらず(若かったけど)良かったね。