(映画パンフレット)『サマータイムマシン・ブルース』

 上田誠による戯曲、2001年に劇団ヨーロッパ企画によって公演された舞台劇を映画化、本広克行監督作品『サマータイムマシン・ブルース』(2005)

 (出演)瑛太、上野樹里、ムロツヨシ、真木よう子、佐々木蔵之介、他

本広監督として、あるいは過去につくられた監督作は特に惹かれることなく関心なかったのだが、この作品に関しては(タイムマシン・タイムスリップもの)という内容からあまり期待しない程度に気楽に観てみた(wowowだったか放映されてたので)。

・・面白かった。ミニマルな世界の中での(他人からすれば)どうでもいい設定なのだが、最後の最後まで惹きこまれた。佐々木蔵之介さん演ずる先生の説明することも観てるこちらも理解できたような面白味もあり古今東西これまでにつくられたタイムスリップもののなかでも秀作なんじゃないいかと思うね。ラストでも将来のことを明かさなかったことも良かったんじゃないかな。

キャスト陣では上野さんがヒロイン的存在だが、個人的には他の作品のように気性荒ぶることもなくピリピリ感もない普通の役ぶりを演じた真木さんの方が気になったね。というか、この映画で初めて真木よう子という女優を知った。だからこそか、後になって体当たりな役柄を演じるごとに個人的には正直ショックをおぼえてる。

(映画パンフレット)『ガントレット』

  クリント・イーストウッド監督作品『ガントレット』(1977)

  原題「The Gauntlet」

 (出演)クリント・イーストウッド、ソンドラ・ブロック

・・いろいろあった末の、やっぱりラストのバスに向けてのハチの巣銃弾の嵐は何度観ても迫力ある。というか、ここしか憶えてない。昔からテレビでの吹きかえなど何回も観てるのにね。

・・パンフの表紙の手描き絵がやっぱり良いね。似てる似てないは気にしない。勢いを感じる。今ではもうすっかり見られなくなった劇場での看板のように職人が居たんだよね。そんな描き絵タッチのこのパンフの表紙が生々しい写真よりも活劇っぽく感じられて良い。裏は裏でシルエットが「ブレードランナー」風にも思えたり。