Updated on 1月 4, 2026
(映画パンフレット)(ATG映画)『卑弥呼』


篠田正浩脚本、監督作品『卑弥呼』(1974)
(出演)岩下志麻、草刈正雄、横山エリ、三國連太郎、加藤嘉、河原崎長一郎、河原崎健三、浜村純、土方巽、
(音楽)武満徹
・・百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に決定。
・・テレビなどでこの古墳群の空撮映像が流れたりすると、どうしてもこの映画のラストが浮かんでしまう。他の映画でいうと「雁の寺」同様、最後の最後に現代の映像に移り変わることのひとつで、この映画も思い浮かばれる。
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・・あらためて忘れた頃にの何十年ぶりかに観て、まさにATG配給ならではの非商業性強い映画ぶりに、その独特な匂い雰囲気がいい。結果(集客数)がどうであったかは知らないが、なんでこういう最初から客が入りそうもなさそうな映画を作るのかなぁと(やっぱり作家主義的ATGだと)あらためて感心。
武満徹さんのサイケなメインテーマ(エンド曲)、能や舞台劇を観てるような前衛的芝居(勿論土方さんらの集団も出てるのもそうだが)、政略(権力)争いも中身は連合赤軍を思わせられるような単なる色恋の嫉妬などが原因としたことなど古代も現代も同じじゃないかという皮肉ぶりも。
ただ、邪馬台国らしき国といえども劇中内ではその規模が極力小さく見えたり、さらに化粧のない古代の時代のわりに女性たちの肌の綺麗さに、さらに皆の話す会話が現代言葉というか古さを感じられないやりとり(昨今の時代劇なんかみんなそれっぽいよね)などに、たしかにわかってはいても少々萎えてしまう。
・・なんやかんやあっても前衛的ショー(ファンタジー)満載の古代日本版「サテリコン」のようで見応えはいい。いかにもなATG映画じゃないかな。
Posted on 7月 13, 2019
(映画パンフレット)『ぼくの伯父さん(映画実業出版社)』


ユロ氏ことジャック・タチによる脚本、主演、監督作品の代表作『ぼくの伯父さん』(1958年)映画実業出版社
原題「Mon Uncle」






