(映画パンフレット)『ショート・サーキット』

 ジョン・バダム監督作品『ショート・サーキット』(1986)

 原題「SHORT CIRCUIT」  

 (出演)スティーブン・グッテンバーグ、アリー・シーディ、ナンバー5、

 (主題歌)「WHO‘S JONNY」byエルデバージ

・・個人的にはヒロインが魅力的に見えなかったのが残念に思う。内容はよくありそうな安心して観られる80年代映画なので、せめて華となるような(記憶に残るような、ツボにはまるような)人物、特にヒロインを期待するのだが、あくまでも個人的には刺さらず(惹かれず)残念に思ったかなぁ。

・・映画とはあまり関係ないかもしれないが、ナンバー5の造形を改めて思い返すに(そういえばと)、昔の(とはいっても80年代初期)、松任谷由実さんの歌う「不思議な体験」をバックにマイルドニッカのCMで二体のロボットが出てたんだが・・似てたなぁと。このCMに関しては当時日々リアルタイムで観てて以降、松任谷由実さんのファンというわけでもないんだが、この使われた歌がその当時から記憶に残ってていまだに偶に聴くほどお気に入りの歌であること、だからかCMでのロボットもそのレトロな造形もあってか記憶に残ってる。

一番の記憶といったらやっぱりラジオ番組で紹介されたのを録音して(勿論当時はカセットテープに)何十回と聴いた主題歌かな。

・・続編は未観(設定的にも実際のところ一作目だけでも充分でしょ?)。

(映画パンフレット)『バットマン』

  ティム・バートン監督作品『バットマン』(1989)

  原題「Batman」

 (出演)マイケル・キートン、ジャック・ニコルソン、キム・ベイシンガー、ジャック・パランス、

 (音楽)ダニー・エルフマン、プリンス、

・・公開前の劇場予告でダニー・エルフマンのメインスコアをバックにズラリズラリスクロールされる各国の興行収入や記録ずくめのデータ(世界新記録とか)などが延々と流れたあとバァ~ンとタイトルが出てハイライトシーンが流れていく予告はやはり半生観て来た映画予告のなかでも記憶と印象に残るベストのひとつ。もぅウキウキワクワクしてゾワゾワもしたね。

昔から今にかけてもアメコミものは全然興味なくキャラクターに関してもそれほど想いはないのだが、この(ティム・バートン版)映画に関しての世界観はなにか惹きこまれるものがあったなぁ。いかにもアメコミ世界らしいダニー・エルフマンのスコアもゾクゾクさせられたし、たしかにバットモービルも恰好良かったし、エンドタイトルに流れるプリンスの「Scandalous」も哀愁ただよう大人びた歌に何度聴いても酔いしれてしまう。ウットリさせられる。