(映画パンフレット)『木村家の人々』

木村家の人々1木村家の人々2

滝田洋二郎監督作品『木村家の人々』(1988)

  (出演)鹿賀丈史、桃井かおり、岩崎ひろみ、伊崎充則、 (主題歌)「きのうのレジスタンス(爆風スランプ)」

・・あくまで個人的な捉えとしてとして、ディストピア要素もあるような一種のジャンル性を感じたりと。どういうことかと云うと(褒める貶す関係なく))、独特の世界(お決まりのパターンや日常風景など)をまず披露して、中盤になると問題やトラブル考え方の違いなどが生まれ、その葛藤により冒頭からの(それまでの通常世界)もなくなり新たな道へとたどっていく・・など。だから劇中の登場人物にとっては何年ものの事柄かもしれないけど、観客にとっては1,2日程度のことにしか観えなかったりと思われたりも。そんな要素、設定などが昔からSF映画などにもみられたりしてちょっと興ざめすることなど(個人的に)あったりしたね。「ジュラシック」「タイム」「リベリオン」「ソイレント」などそんな感じしたけどね(あっさりと世界観が変えられてしまったような)。・・だから何と云おうか・・そういう独特世界のくつがえり的要素がこの映画にも感じられたかな・・という正直感想。二人の子役の演技の素晴らしさは絶賛。

 

(映画パンフレット)『模倣犯』

模倣犯(映)1
模倣犯(映)2

 宮部みゆき原作を映画化。森田芳光脚本、監督作品『模倣犯』(2002)

 英題「copycat criminal」

 (出演) 中居正広、津田寛治、藤井隆 、山崎努、木村佳乃、伊東美咲、高井由美子、藤田陽子、塚田真一、田口淳之介 、

 (音楽)大島ミチル

原作は未読(長いよね)。

森田作品ということでなんの予備知識なく映画館にて鑑賞。

ラストのとんでも(まさにぶっ飛び)カットにはさすが一筋縄ではいかない森田演出にそれこそブットンダけど、それまでの展開(流れ)からしてあの終結にはさすがに違和感がね。

サイケデリックにも感じたメイン曲にも少し不釣りあい感も無くはなかったかなぁ。自分的にはちょっと残念だったかな。