(小説・エッセイ)『いのちの森の台所』

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  青森県”森のイスキア”の代表、佐藤初女さんによる著作(コメント集と云っていいか)『いのちの森の台所』(2010年)集英社。

・・先日、NHKBSで放送された「初女さんのおむすび~岩木山麓ぬくもりの食卓~(2008年初回放送)」の再放送を久しぶりに録画保存しながら観た。既にどういった内容か判っていても最初から最後まで観てて涙が止まらなかった。この純な涙を流したのは同じくNHKでの”ガタロさん”以来であろう。こんなに慰められ、癒され、良い番組だなぁと実感。

・・そんなことで書棚から久しぶりこの本を出してピラピラめくってみた。・・もぅなんと云うか、初女さんの言動に押しつけがましさが微塵もなく、無理に諭すようなことも云わず、”こうしなさい””こうした方が良い”と自分の考えも特に主張せず(逆に私はこうしてる、こう考えていますよと・・)、人々に感謝しながら、人々の声に耳を傾けながらそっと寄り添う・・まさに日本のマザー・テレサだ(宮沢賢治もちょっと入ってる)。

・・そんな初女さんも今はもぅいない。特に自分は”森のイスキア”に行こうと考えていた訳ではなかったのだが、まったくの他人事ながらも亡くなったと知った時は寂しく思ったね。ただ初女さんの姿は無くともこの本のようにずっと残る文章の一言一言を目で追うと同時に佐藤さんの声で語ってくれているような気になる。

そういったせいか、初女さんのフォトブック(CDつき)をたまに寝る前など聴いたりして癒されたりもする。なんといっても声が優しい。他の本でいうとターシャさんの本のように癒され勇気づけられる。

この本の中において、どんな文章に一番惹きつけられたかというと、何度となく初女さんも語っていることに、「・・先々のことを考えてもショウガないし、不安も募るので、今を大事にいきること・・」これが一番自分にとって響いたキーフレーズであったかな・・。

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