(小説・エッセイ)『海に降る雪』

海に降る雪(本)1海に降る雪(本)2

 

 畑山博著『海に降る雪』(1976年)講談社文庫。

・・まさに自分のツボにはまる反トレンディな、世界の片隅を舞台とした人間ドラマに心打たれる。

巻末でのテレビディレクター久保氏の解説を読んでより解かりやすく、より作者畑山博の像がフォローされてて、より感動した(暗いんだけど純粋で登場人物たちが皆愛しいんだよな)。

・・とはいえ、男側からみる永遠の謎・・女。わからない。最初は清々しく毎日の楽しい健全な付き合いも時間と共に面倒くさくなってしまう。そして衝突、別れへと。世の中、独りで過ごす寂しさもあろうが、付き合いによる煩わしさ、問題、衝突の起こるのもこれまた厄介なことだ。

・・人間とは難しい生き物だ。

・・あれから塩子と裕一の再会はあるのだろうか?塩子にとっての憎しみのかけらとは具体的になんだったんだろうか?と、独り考える・・。

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