(映画パンフレット)『シン・ゴジラ』

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庵野秀明、樋口真嗣共同監督作品『シン・ゴジラ』(2016)

・・昨年の日本アカデミー賞作品賞受賞作品。とはいえ、自分には面白さが分からなかった。真面目に観ていいのかどうか、そしてどこで(どの場面で)楽しめばいいのか困った。正直な観終わった率感な感想として「踊る大捜査線」のような会議室でワチャワチャするゴジラ版かな?と印象。もぅ逃げる人々も政府の人々も右往左往のあたふたのドタバタ感。

・・今回は(原点に戻った?)初めて怪獣が現れたかのような設定に。これまでシリーズ20作品以上つくられたにも関わらず、皆、ゴジラの存在を知らない態で「冗談はよせ!」など云ってるね。

・・自分はゴジラシリーズは特にファンというわけでないので全作品は観ていないのであれこれ云えないのだが、それでも今回観てて(やはりと云うか)個人的に腑に落ちないカットが・・。それは毎度おなじみ市民たちの逃げる退避シーン。今回も鎌倉や品川に上陸してくるぞ!と、ゴジラが遠方の海上をドッカドカ近づいてくると同時に市民たちの一斉のパニックぶり(モブ避難)。・・リアルに普通に考えても、あんな大きい生き物が海上(しかも陸から1,2km以上も離れた沖)からでもわかるよね?その時点から既に逃げる余裕あると思うのだが・・。さらにマスコミ(テレビでも)もゴジラ上陸と云ってカメラで中継したりしてるけどもっと前々から目立ってわかるよね?(首だけ出た段階から大騒ぎだと思うのだが)・・などなどいつもツッコみながら観てしまうんだが。

・・ゴジラシリーズの中では一番も二番もないけど、唯一「ゴジラ対ヘドラ」がシリーズの中で特に異色に観え(称賛の意味で70年代ATG映画を思わせる実験調の映画のようでしかもサイケで力強い独特世界に何度か観てしまう作品かな。・・この作品だけは別のよう。

 

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