(映画パンフレット) 『ジェイコブス・ラダー』

ジェイコブス・ラダー(改)1
ジェイコブス・ラダー(改)2

 ブルース・ジョエル・ルービン脚本、エイドリアン・ライン監督作品『ジェイコブス・ラダー』(1990年)

  原題「Jacob’s Ladder」

 (出演)ティム・ロビンス、エリザベス・ペーニャ、ダニー・アイエロ、マコーレ・カルキン、

 (音楽)モーリス・ジャール

 ~『ジェイコブス・ラダー』(旧約聖書のヤコブの梯子)・・ヤコブが夢に見た、天使が上り下りしている、天から地まで至る梯子、あるいは階段。~

・・地元の行きつけの映画館でコスギ親子の『KABUTO』との二本立て上映にて鑑賞。

・・パンフレットにも書かれてるけど、監督は映画「ふくろうの河」が大好きで多大な影響を受けたと云う(云ってみればこの映画のネタバレかもしれないね。ちなみにこの映画の鑑賞後、間もなくしてどこだったかの映画館でこの「ふくろう~」も鑑賞。予備知識として判ってはいても或る意味切なく悲しかったなぁ)。

・・映画『ジェイコブスラダー』は全編通して現実なのか悪夢なのか判別できない(或る意味これぞヤコブの階段なんだね)恐怖が延々続いて観ていて本当に窒息しそうだった。ただ、ラストでは「ホームアローン」で一躍世界の話題となる前のマコーレ・カルキン君(・・今、大丈夫か?)が主人公の息子役として一緒に階段を上っていくシーンは胸震えるもの悲しさありつつ浄化されるものだったね。・・ただその行き着く先が・・。

更に盛り立てるように(いや、盛り立てない、盛り下がる)音楽では巨匠モーリス・ジャールのスコアがまた引きずるようにドォ~ンと悲しく切ない。

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