(映画パンフレット)『マジカル・ガール』

  カルロス・ベルムト脚本、監督作品『マジカル・ガール』(2014年)。

  原題「Magical Girl」

 (出演)ルイス・ベルメホ、バルバラ・レニー、ホセ・サクリスタン、

・・某ラジオ局の人気番組では年内にパーソナリティーの観た映画のランキングを行ったりするものがあったりするが、基本的に映画に順位のつけられない自分にとっても2016年内に観た新旧映画あれやこれやのなかで一番?(特に)気になった、脳裏に刺さった、感動した(なにか揺さぶられるものがあったこと)という点ではこの映画が挙げられるかな。

公開時は純粋に映画を楽しもうとなんの予備知識をもたず鑑賞。と、その前に普通に新聞雑誌などでの宣伝文句での(・・先の展開が予測不可能・・)のような煽りに単純に興味持ち劇場へ。タイトルしかり、ポスターのステッキ持つ少女(アリシア)からして”たぶん~~のようなお話かな?””~~のようにスッとんきょでお茶目な明るい映画かな?”のような勝手に自分の持ったちょっとした先入観を見事に覆してくれて、まさに驚愕と満足感。

えぇ!こんな映画だったの!

・・映画を観終えた後も繰り返し頭の中を流れる長山洋子さんの「春はSA・RA・SA・RA」のなんと切なく聴こえることよ。且つ、鑑賞前に何度と見たポスターに大きく写るアリシアの顔が鑑賞後再び見ると、なにか怖ろしいほど鑑賞前の印象と違って見えたり、パンフレットの表紙の可愛らしいトカゲのイラストも鑑賞後にはなんだか不気味に見えてしまったりなど。

・・この映画、謎解き映画じゃないけど、これからもテレビなどで放映されるごとにチェックして観てしまう映画になるだろう作品だなぁ。なんか深い。

 

 

 

 

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