(映画パンフレット)『ミスター・ベースボール』

 フレッド・スケピシ製作、監督作品『ミスター・ベースボール』(1992)

 原題「Mr. Baseball」

 (出演)トム・セレック、高倉健、高梨亜矢、デニス・ヘイスバート、塩屋俊、

 (音楽)ジェリー・ゴールドスミス

・・ちょっと(というか結構)期待して観に行ったんだけど、うぅ~ん、・・決着が「メジャー」と同じだったし、デフォルメされた練習の仕方やカルチャーギャップ具合も昔のアメリカ映画での日本像(カメラにメガネ)まではいわないまでも描き方が外国ならではのオリエンタルチックな描写にちょっとガッカリ。試合中でも途中に挟まれる本物のプロ野球でのプレイの映像もハッキリわかり違和感。

高倉健さんも英語頑張ってたけど、アメリカ、日本の両国をつなぐ人物として「ブラックレイン」と同じあなぁ~と。今はどうしてるのかわからないけど、ヒロイン的高梨さんはキレイだったね。

・・何年か経って改めて観るとナゴヤ球場も小っちゃいね。でも昔街中にあった映画館のように昭和感あったワチャワチャした雑踏感あって懐かしいと共にベースボールというよりも「野球」のニオイがあるよね。

・・やっぱりジェリー・ゴールドスミスのメインテーマが一番印象に残ったかな。この映画の公開あと、テレビでのBGMによく使われたりしてるよね。