(映画パンフレット)『ストレンジ・デイズ 1999年12月31日』

 ジェームス・キャメロン原案、製作、脚本、キャスリン・ビグロー監督作品『ストレンジ・デイズ 1999年12月31日 』(1995年)

 原題「Strange Days」

 (出演)レイフ・ファインズ、アンジェラ・バセット、ジュリエット・ルイス、トム・サイズモア、

 (エンディング曲)ピーター・ガブリエル&ディープ・フォレスト「While the earth sleeps」

・・夢に関心ある自分にとってこの映画は他人の脳内の映像を体感する疑似体験でもある、云わばVR映画。他作品でいうと『ザ・セル』『パプリカ』のようなもの。

日々綴ってる自分の夢日記にもあるようにまさに(こんな映像、体験、イベントだったよというような)主観映像の連続に第三者でありながらもワクワクするよね。

映画を劇場で観た当時は夢には関心なかったので単に監督の前作『ハートブルー』を観て気に入り次作もチェックということで鑑賞。現在ではDVDも廃盤となってて、レンタル店に行ってもビデオのみの状況、しかもテレビ画面で観たとしてもしれた迫力、そんなことを思うと当時スクリーンで迫力ある音響とともに堪能できた記憶があることに喜びがあるよね。

そして何といっても主題歌の「While The Earth Sleep」が良い。ただ、当時サントラCDを買ったんだが歌ばっかりで(スコアなし)がっかりした覚えも。

・・とにかく日々科学の技術も進化してる昨今、いつの日か他人の夢などの映像化などができる日がくれば良いなと空想がてら望んでいる。あと簡単に明晰夢がみられる装置なんかできたらうれしいよね。ヴェンダースの『夢の涯てまでも』でも記憶の映像装置ってあったけど、将来そんな機械ができたらどんなに面白いか。

最後に余計なひとこと・・サブタイトルの“1999年12月31日”これ、要らないんじゃないかなぁ・・というより、要らないよね。

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