(映画パンフレット)『トータル・リコール(90’)』

トータル・リコール1
トータル・リコール2
トータル・リコール3

 フィリップ・K・ディック原作「追憶売ります」(短編集「模造記憶」内の作品)を映画化。ポール・バーホーベン監督作品『トータル・リコール』(1990)

  原題「Total Recall」

 (出演)アーノルド・シュワルツェネッガー、レイチェル・ティコティン、シャロン・ストーン、ロニー・コックス、マイケル・アイアンサイド、

 (音楽)ジェリー・ゴールドスミス

・・(劇場版には無いビデオ日本語吹き替え版のラストにあるリコール社での目覚めもあることからも・・)どこからが夢でどこかまでが現実などあまり深く考えずに、「3-4x10月」のように全部夢でした(物語)と捉えるとすんなり楽に理解できるんだが。全部と云うかリコール社から見たもの(すぐ後の抵抗から以降の火星での冒険活劇すべてが)夢で、後にどうなったかはともかく映画は同じリコール社での目覚めまでじゃないかと・・そう個人的には捉えてるけどね。

・・原作は未読(数十頁の短編ということから機会があったらいつかは読もうかと。同タイトルの(2012)のリメイク版も未観・・

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・・パンフを安価に購入したことによりリメイク版を観た。題材が同じな為にどうしても過去作と自然に比べてしまう。リメイク版にもつぶやいたが、例えで云うと『DUNE 砂の惑星』のリンチ版とドゥニ・ヴィルヌーヴ版を比べてしまうように、新旧としてのこのバーフォーベン版とリメイク版ワイズマン監督バージョンと重なって自分はやはり旧式というのか先に上映された版の方が印象的にも観心地的にも作家性としても好きかな。リメイク版の方はCG満載のテンポも速くユニークさがあまりなかったような。

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