Updated on 2月 22, 2019
(映画パンフレット)『アメリカ(階級関係)』
フランツ・カフカの未完の長編原作「アメリカ(失踪者)」を映画化。ジャン=マリーストローブ、ダにエル・ユイレの二人による通称「ストローブ・ユイレ」監督作品『アメリカ(階級関係)』(1984)
原題「 Klassenverhaltnisse(階級関係)」
・・全然退屈もせず観心地も良かったが、火夫のアメリカ回顧が流れるかたまった姿、ピアノの演奏、ラストの車窓から流れる風景の長かったこと。いつ終わるのかな?と長回しに少々戸惑ってしまったり。
・・全編観ながらまるで自分の日々みてる日常的な夢の世界のような、現実味ありながらも不条理なことや腹立つことなど・・淡々とした会話も演じられる。本当に夢見ているような心地だったかな。こういう映画大好きだなぁ。ストーリーにもなっていないような展開も好きだし。だからこそ自分としては奇想天外モノでなく本当の意味での夢の世界のような映画だったなぁ。