(映画パンフレット)『哭声/コクソン』

  ナ・ホンジン脚本、監督作品『哭声/コクソン』(2016)

  原題「곡성(哭聲)、英題:The Wailing」

 (出演) クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ 、

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   ~エクソシスト、羊たちの沈黙、エド・ゲイン、密教、~

・・巷ではこの映画について語られたり考察されたりもするんだが、観心地もそれほど不快ではなかったけど、登場する主要人物のどのキャラに感情移入すればいいのか(わからなくなったりなど)、もぅ途中からどうでもよくなったかな。

・・「哭」の字、最初、これって常用漢字?って思ったね。なかなか普段日常で見かけること無い字なんで、こういった機会からも知ることになるよね。 読みは「コク」、意味としては「声をあげて泣く」、・・慟哭(ドウコク)」の「哭」か・・。

・・けっきょく、ゾンビやら怪物やらもでてきて連続殺人事件など謎もひろがったりもするけど、もぅどうでもよくなる感じ。

・・けっきょく1000万ウォンを狙った霊媒師と日本人(國村さん)による詐欺だった?ということも。

・・冒頭の釣りのシーンは劇中でも語られる獲物が自然にかかるのを待ってるという暗示?

・・この映画を観たあとには久しぶり『カル』をもう一度観たくなったね。謎を扱うものとしてはこちらの方が??も多かったけど出演にシム・ウナさんという美的ある一方のグロテスクやインパクトがあると思ってね。

・・パンフのデザイン(表紙)については、やっぱりチラシの登場するキャラの手書き風絵をもってきた方が映画全体のイメージにもつながるし・・釣りのカットもいいけど長閑に見えてインパクトに欠けるものがあるからね。