Updated on 12月 10, 2022
(映画パンフレット)(ヒッチコック作品)『ダイヤルMを廻せ!(外国映画社)』
フレデリック・ノット原作の舞台劇を映画化、立体3D映画、アルフレッド・ヒッチコック監督作品『ダイヤルMを廻せ!』(1954)外国映画社
原題「 DIAL M FOR MURDER 」
(出演)レイ・ミランド、グレース・ケリー、ロバート・カミングス、
(音楽)ディミトリ・タイオムキン
・・ダイアルを廻す巨大な指のつくりものと、ガチャガチャとつながっていく交換台の機械。床と並行した位置からのカメラ映像(ナイフが背中に刺さっていく)の痛々しさ。証拠品としてマーゴのバッグを署に持ち帰ろうと腕にかかえる若手刑事にツッコミ入れるジョン・ウィリアムスのくだりには毎度笑わせられる。
・・そもそも、この夫による妻の殺害計画が最後には判明して死刑判決を受けてた妻(マーゴ)の嫌疑が晴れてめでたし・・というお話なんだけど・・そもそも・・これ、作家との浮気してるマーゴからお話が始まることから、いくら夫婦関係が薄れてたとはいえ、夫も夫なら妻もっていうことだよね・・観る度ごに観方も変わったりもするよね。
公開時の3D処理(ナイフが背中に刺さるとこだよね)カットはどんなんだったんだろ?ということで一度観てみたいよね。
・・パンフの表紙絵としてはこのパンフのものが一番いいよね(まさにハイライトシーンが使われていることもあってね)。