(映画パンフレット)『ル・コルビジュエの家』

 アルゼンチン映画。ガストン・ドゥプラット監督作品『ル・コルヴィジュエの家』(2009)

 原題「EL HOMBRE DE AL LADO」(隣の男)

 (実際にコルビジュエが設計したクルチェット邸を舞台の長編劇映画)

・・てっきり、(他にも多くの人もそう思われたかもしれないが)コルビジュエに関するドキュメンタリー映画かと思い、実際のところ名前しか知らなかった自分ももっと知ろうと予備知識なく予告編も見ず鑑賞。

あれ?フィクション?どこがコルビジュエ?など思いながら途中眠たくなったり、展開的にはあまり心地よくない隣家とのいざこざものに面倒くさいなぁ(主人公が一番面倒くさかったかな)など感じながら「アメリカン・ビューティー」「ファニー・ゲーム」的な匂いも感じつつ只々展開を受けとめたかな。・・ん~、結局特別な心に残るような衝撃は受けることなかったし、コルビジュエに関する知識もあまり得られなかったなどもあって・・ちと残念。

だとそうなら、誰か今度はライトの「落水荘」を舞台につくって欲しいね。それなら公開前から喜んでワクワクしながら観に行くもんだがね。実際いつの日か自分も訪れたいもんだし。

一番の記憶の残った(印象に残った)といえばファーストカットの二色に分れたシンメトの壁の解体の絵がアーティスティックに見えて良かったかな。

後日にも別の媒体でコルビジュエに関して知りたいもんだね。