Updated on 4月 26, 2022
(映画パンフレット)『勝利への脱出』
ジョン・ヒューストン監督作品『勝利への脱出』(1981)
原題「Escape to Victory」
(出演)シルベスター・スタローン、マイケル・ケイン、ペレ、マックス・フォン・シドー、
(音楽)ビル・コンティ
・・「日曜洋画劇場」などでの羽佐間さん吹き替えで二度三度観たような(吹き替え印象大の)お馴染みの映画の記憶。
登場人物の(設定)のひとりにペレがいるじたいちょっとわざとらしさを観る前からヒシヒシと感じたけど、試合での貴重なオーバーヘッドをみると許されちゃったりもあるかな。
劣勢状態でのロッカールームでの話し合いによって後半戦への展開はのちの『少林サッカー』にも通ずるものが感じたり、また、あるあるかもしれないけどラストのラストでの群衆に紛れての逃走は映画でなく現実でもありえがちなリアルなやり方だろうね。ビル・コンティの清々しいスコアをバックに観ていて気持ちがいい幕切れ。・・と、云いつつ、この映画が史実に基づいたことだったとは知らなかった。しかも映画ではみんな逃げおせたらしいけど、実際にはドイツ側の面目が潰されたということで(捕虜側が勝ったということだね)収容所へ送られて処刑されたりしたなど。場所がウクライナということもあっていろいろ(映画とは違うことに)へぇ~ということもあるね。