(映画パンフレット)『ニューヨーク公共図書館』

 フレデリック・ワインズマン監督作品のドキュメンタリー映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(2017)

 原題「Ex Libris: The New York Public Library」

 (出演)リチャード・ドーキンス、エルビス・コステロ、パティ・スミス、

・・公演やイベントなど一つ一つのエピソードがけっこう長くて全編観て長かったなぁ~。

自分が求めていたドキュメンタリー要素は市川崑監督の「東京オリンピック」のように淡々と選手たちや周りの人々を静かにみつめるようなモノを求めていたんだよなぁ。だからこの映画でも所々勉強する人や館内を写真撮ったりする人々などのカットなんか良いねぇと観てたね。普段カメラが入れないところでの職員たちなどによる会合など映画さながらとも思ったけど・・ちょっと長かったね。

映画観る前に偶々古書店で買って読んだ「どうか、お静かに」。図書館内の内部事情などこちらの方が生々しく読み応えあったね。日本も外国もどこも(おなじ人間模様として)一緒なんだね。いろんな人がいることがね。めんどくさい人とかね。

・・このあいだ、なにげにネットの情報で北海道の留萌図書館での(一般人の寄贈による)映画パンフの展示がされたというのをみかけた。じっさいに終わったことだし(今年の正月でのイベントだったのかな?)期間中でも距離的なこともあって難しいものがあるけど・・ホントなら行ってみたかったね。というか、よくこの企画が行なわれたねぇ~と思ったね。事実どこの図書館にも映画パンフ置いてないもんだし(20年以上前だったか自分は松竹大谷図書館に興味本位にパンフを見にいったことがある)、なんで置いてないんだろうと長年いまだに思ってるんだがね(じっさい売りものだしバーコードもあるのにね)。

・・いつか自分が企画してやってやろうかなど考えたり(空想したり)するんだがね・・まぁ、それはそれとして。