(映画パンフレット)『フランティック』

  ロマン・ポランスキー脚本、監督作品『フランティック』(1988)

  原題「Frantic」

 (出演)ハリソン・フォード、ベティ・バックリー、エマニュエル・セニエ、

 (音楽)エンニオ・モリコーネ

  *「Frantic 」・・「パニックに陥った」「混乱した」

・・ポランスキー監督を初めて知ったのはこの映画でだったかな・・それから『ローズマリー~』や『反撥』など観るようになったっけか。

 だいたい、今考えてもポランスキー演出にハリソン・フォード出演にモリコーネ・・これだけでも映画が面白くない訳がないよね。現代の都会を舞台としたヒッチコック映画を思わせられる主人公(この頃のハリソン・フォードが一番脂ののってた時じゃないかな)の巻き込まれ型サスペンス。

いきなり奥さんが失踪。謎が謎をよぶ展開に、公開前の劇場予告を観てぜったい観に行こうと即決したっけか。要所要所画面に映るゴミ収集車が異様な不気味さに脳裏に残ってるよね。

 同じく後年につくられた、これまたサスペンス映画、同監督作品のなかでも巷には評判の高い「ゴーストライター」よりも自分はこっち「フランティック」の方が好きだな(全編通してのニオイにと記憶に耳に残るモリコーネのスコアが格別)。

・・公開当時は英単語辞書で”FRANTIC”(の意味)を調べたりしたっけね。

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