Updated on 3月 30, 2020
(映画パンフレット) 『13日の金曜日』
ショーン・S・カニンガム製作、監督作品『13日の金曜日』(1980年)
原題「FRIDAY THE 13TH」
(出演)ベッツィ・パーマー(来宮良子) 、エイドリアン・キング、ケヴィン・ベーコン
(音楽)ハリー・マンフレディーニ
・・初めて観たのはテレビでの「日曜洋画劇場(解説は淀冶さん)」の吹き替えでだったか、レンタルビデオが出始めた頃(2泊3日で料金1500円くらいした頃)借りて観たのか、どっちだったかなぁ~。ちょっと憶えてないなぁ。
数あるホラー映画、ショッキングな映画をこれまで多数観てきて、ある程度免疫はついてるんだが、やっぱり何度観ても怖いと思う映画は怖い。この映画もその内のひとつ(初めて観たときのブッタマゲを引きづってるのかね?)。なにが怖いかって字幕スーパー版のオリジナル言語よりも吹き替え版の方がより恐怖感ある。ジェイソンのお母さんの声を演じた来宮良子さんの声が今でも忘れられない。
展開は古典的で単純なんだが全編観てて、なんか息苦しいよね。バックのBGM(スコア)も大げさでなく、ピアノの不協音に突然のバイオリンの引き裂く音。ゾクゾクするほど気持ちが悪い・・とは云いつつサントラ(音楽担当はハリー・マンフレディーニ)のエンドタイトルは映画の余韻を残すような美しいメロディで特にこの曲は格別に良い。
さすがにラストの湖オチのカットはもう分かっているんで・・だが、いまだにこの映画を最初から観るには少々の覚悟がいることと、そのわりには夜中に観るのが適していると思うね(「死霊のはらわた」しかりね)。