Updated on 9月 19, 2020
(映画パンフレット) 『ゴースト/ニューヨークの幻』
ジェリー・ザッカー監督作品『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)
原題「Ghost」
(出演)パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ、
(音楽)モーリス・ジャール
(主題歌)「アンチェインド・メロディ」ライチャス・ブラザーズ
・・公開当時、劇場予告やテレビでの宣伝を観てその時は正直そんなに観たいなぁという気はなかったけどねぇ、あまりに周りの世評などで”良い!”と云うもんだからつい観に行った。
(・・この映画に関しては独りで観る、夫婦で観る、恋人同士で観る、学生身で観る、大人の歳で観るなどシチュエーションによって感じ方が違うものと思われるのだが、自分はいつもどうりの若き独り身での鑑賞。劇場内まわりはカップルだらけ。)
・・まぁ、正直、大感動はしなかったが、普通に良かったかな。
何が良かったって、この作品以前以後の出演した作品の中で一番この作品でのヒロインぶりが良かったんじゃないかと思われる(個人的捉え)デミ・ムーア。ショートカットがなにより良かったね。パトリック・スウェイジも「ダーティダンシング」に負けじと二の線を演じ高評価を得たんじゃないかな。インチキ占い師役のウーピーも樹木さんばりにロマンティックな展開の中にコメディ要素を盛り立てる役割を担ってたね。
音楽に関しては誰もがまずこの映画を思い浮かべると、主題歌のライチャス・ブラザーズの「アンチェインド・メロディ」が挙げられたりするけど、やっぱり、この映画はスコアを担当した巨匠モーリス・ジャールにつきるんじゃないかな。クライマックスからエンドクレジットにいたるまでのスコアは聴いててホントに美しいね。
個人的にひとつ難を云うと、邦題の”ニューヨークの幻”・・無くても良かったんじゃないかな?というか、要らないよね。
・・後に日本映画?韓国映画?でリメイク(ヒロインを松嶋菜々子さんが演じた)したらしいけどこちらは未観。