Updated on 10月 30, 2019
(映画パンフレット)『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』
クリント・イーストウッド主演、監督作品『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』(1986)
原題「Heartbreak Ridge」
(出演)マーシャ・メイソン、モーゼス・ガン、マリオ・ヴァン・ピーブルズ
・・最近になってからかな?(いつ頃からだろうかね?硫黄島映画からかな?)イーストウッド監督作品を観なくなったのは・・。面白くなく感じたと思うものでもなく・・飽きたという訳でもなく・・ウェルメイドな良質な感じだから・・ということでも一概には云えないしね、最近は観てないからなんとも云えないのだが・・なにかこぅ・・刺激が無いというか、安心して観てしまいそうで、スナイパーものにしろ旅客機墜落ものにしろなにかハラハラさせられる感がなさそうに思えてしまって・・正直(最近の映画は観てないから分からないが)心に刺さってこないような・・。
・・そんな前に当時観たこの映画(あと「パーフェクト・ワールド」も観たっけか)。二度ほど観て二度とも素直に面白かったと思ったかな。軟弱な不真面目な小隊の若い兵士たちをシゴキあげて、いざ戦場へといったアクションありのハラハラさせられたものだった・・・が、後に、キューブリックの「フルメタル・ジャケット」など観てしまうと、この作品の印象も薄くぬるく感じてしまうけどね。且つ、これまでのイーストウッド作品を思い浮かべてもエグさ、残虐性、破廉恥さなどトラウマになるほどとは云わなくともなにか心に刺さり響いたものがないんだなぁ。けっしてけなしてるわけじゃないんだが、なにか安心して観れてしまうんだよね。
・・いろいろ映画を比較してしまうとダメなのかねぇ・・。