(映画パンフレット)『ヒート』

 マイケル・マン製作、脚本、監督作品『ヒート』(1995)

 原題「HEAT」

 (出演)アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ヴァル・キルマー、ジョン・ヴォイト、トム・サイズモア、ナタリー・ポートマン、

 (音楽)エリオット・ゴールデンサール

・・マイケル・マン監督作品のなかでも名作中の名作(個人的嗜好)。

もう公開前の劇場予告から血の気が高まる程の興奮感だったねぇ。ナレーションでの「・・いま高鳴る銃撃のシンフォニー・・」に被さるエンド曲(じっさいのサントラのエンドタイトル)にもう観に行かなくてはと興奮。しかもアル・パチーノとデニーロの世紀の共演が観られるとはとさらに興奮(とは云いつつ当時本当に共演?同じカットで二人がいたのか?など囁かれたりもしたよね)状態。

・・そしていざ鑑賞。長さもまったく感じずラストでは泣けたな。どっち目線で観る云々関係なく、ホントに極上の良い映画をたっぷり観させてもらったなぁ~と大満足のお腹いっぱいに劇場をあとにしたなぁ。

特にと云うかやっぱりメインシーンのひとつ二人の会話のシーンは観ててゾックゾクしたね。素直にすげぇ~と。信じられないとも思ったりもしたくらいだよね。正直合成じゃないかなとも思ったりもしたりなどね。

音楽に関して、途中はあまり覚えてない(印象ない)けど、とにかくオープニングとエンディングのスコアだけでもサントラ買う価値はある。

・・ちなみにこの作品を観たあとにスコセッシ監督の『カジノ』を観たんだけど、たしかに良かったんだけど、あまりにも先に観たこの作品に感動を持ってかれちゃったよね。観たタイミングが悪かったかな?なんだかちょっと勿体なかったね。でもそれほどこの映画が良かったということなのかね。