Updated on 4月 19, 2022
(映画パンフレット)(ヒッチコック作品) 『ロープ(大阪映画実業社)』
1924年に実際に起きた事件「レオポルドとロープ事件」をパトリック・ハミルトンによって舞台劇化・・を映画化(初のカラー)、アルフレッド・ヒッチコック製作、監督作品『ロープ』(1948年制作、日本公開は1962年)大阪映画実業社
原題「Rope」
(出演)ジェームス・スチュアート、ジョン・ドール、ファーリー・グレンジャー、
・・このパンフレット、即売会で3万円で購入。ちなみに過去最高出費は「汚名」の9万円。買った後、”欲しかったものとはいえバカなことしたなぁ(身の程知らずな行動に)”・・と少し後悔したこともあったりなどしたっけか。
・・さて、『ロープ』・・TMT(ten minute take)と云われフィルム一缶分(10分間)をカットを切ることなく長芝居で撮影されたという実験的異色作として世に知られているよね。最近の「バードマン」でもそのような手法を使っていたよう。
ともかく限定された空間(この映画ではアパートの一室の中で)での舞台劇を観る様な展開にハラハラさせられる。ヒッチ映画では冒頭のカットから観客を惹き付けさせるものが多くあってインパクトたしかにあるが、この映画もそのひとつでタイトルあけに首を絞められ殺される被害者のアップには何度観てもショッキング感あるよね。