(映画パンフレット)『灼熱の魂』

 ワジディ・ムアワッドの原作「焼け焦げるたましい」を映画化、ドゥニ・ヴィルヌーヴ脚本、監督作品『灼熱の魂』(2010)

 原題「Incendies」(焦土)(戦火)

 (出演)ルブナ・アザバル、メリッサ・デゾルモー=プーラン、マキシム・ゴーデット、

 1+1=1?

・・監督作目当てで(どんな映画なのか、なんにも予備知識なしに)鑑賞。それで良かったね。

「ミュージック・ボックス」「オールド・ボーイ」を思わせた出生の秘密を探っていくミステリー+

ファミリーヒストリー調映画っだったような。

・・観終わったあと、思い返してみると、オープニングでの少年たちの丸刈りさせられるシーンを観ながらキューブリックの「フルメタルジャケット」みたいだなぁなどノホホンと軽く観てたけど(最後のカメラ目線の少年はさすがに気になったけどね)、エライ伏線があったことにゾッとしたよね。なにげに或る身体の部分もアップで映されたしね。

だからって訳じゃないけど、自分の出生にも(まだ自分も知ることのない)なにか秘密でもあるのかなぁ?・・なんて思っちゃったりもしたかな。

・・さすがに今後何度も観る映画じゃないと思うけど、さすが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督(脚本も)作品、素晴らしい一級品のミステリー作品だね。衝撃作だったね。