(映画パンフレット)『グーニーズ』

 クリス・コロンバス脚本、リチャード・ドナー監督作品『グーニーズ』(1985)

 原題「The Goonies」

 (出演)ショーン・アスティン、ジョシュ・ブローリン、ジェフ・コーエン、コリー・フェルドマン、ケリー・グリーン、マーサ・プリンプトン、キー・ホイ・クァン

 (音楽)デイヴ・グルーシン

 (主題歌)「グーニーズはグッドイナフ」シンディ・ローパー

・・84年、85年とお正月映画として過去を振り返ると一番充実していたかな?と思われる頃に観た映画のなかのひとつ。当時BCGとか頭文字をとって云ってた時期もあったけど84年だったか85年だったかうろ覚え。とにかくあの頃は毎週毎週あちこちの映画館に通ってキリがないくらい観てたね。この映画もそうだけど当時は宣伝で「製作総指揮、スティーヴン・スピルバーグ」・・っていうだけでお客さん入っていたんじゃなかったっけ。自分もその中のひとりとしておどらされていたんだと思うがね。

この映画も公開前の劇場ロビーに置かれてた幾ページもある特報新聞を入念に読んでワクワク感を膨らませていたと記憶する。鑑賞しても予想以上に堪能しエンディングでの遠ざかる海賊船を観ながらバックに流れるデイヴ・グルーシンのスコアを耳にし涙が出そうなくらいジンワリと余韻に浸ってたっけか。

当然映画に感動した限りにはサントラをと思うが、たしか買わなかったと思う。レンタルCDで借りた記憶がある。・・が、最後にエンドテーマがあったのは良いとして、あとは歌ばっかりでちょっとガッカリだったなぁ。それから10年20年経ってからだったかデイヴ・グルーシンのスコア版の存在を知り買った。やっぱり良かったね。オープニングのチェイスシーンでの曲から途中のグーニーズたちの冒険へと向かう際の曲なんかも(これだよ!)とゾワゾワ感浸りながら聴いたっけかね。

キャストのなかでは個人的には当時前後して観た『インディージョーンズ 魔宮の伝説』の影響か、キー・ホイ・クァン君の登場を特に応援して観たっけかね。