(映画パンフレット)『ウィッカーマン(final cut)』

 ロビン・ハーディ監督作品『ウィッカーマン(final cut)』(1973)

 原題「The Wicker Man」・・柳の枝で編まれた生贄の人間を入れて燃やした巨大な人型の檻。

 (出演)エドワード・ウッドワード、クリストファー・リー、

・・多くの人もそうだろうと思われるが、自分も『ミッドサマー』を観たあと初めて存在を知ったね。それでさっそくレンタルで借りて観ようとタイミングがなかなか合わないまま・・と、アンダーグラウンド映画の特集上映のなかの今回上映される初めての公開(final cut版)ということで、コロナ禍の客席の半減され毎度毎度早いうちに売り切れとなる上映(一日一回上映)を早いとこチケット買って鑑賞。ホントなら他の作品、ルイ・マル監督の『ブラック・ムーン』も観たかったけど時間が無く、せめてこの作品だけでもと何とか鑑賞までに。

・・たしかに『ミッドサマー』のグロさに対し(怖かったというよりもただただ気持ち悪かった)この映画はミステリー仕立てから始まっての気持ち悪さと恐怖感があったね。これじゃぁ、長年語り継がれるカルト映画だよなと、怪しくも気持ち悪くも怖ろしくも存分に楽しんだかな。

・・怪演したクリストファー・リーの、あの、モサッとした風貌がどうも(最初に観た時からラストシーンに至るまで)ブルース・ダーンにしか見れなかった・・というか似てるなぁ~って印象だったね。あとは、短縮版やら長尺版やらこれまでに何度か公開されたけど、どこが足されてどこが削られたのかが気になったかな。

2006年にニコラス・ケージ主演でリメイクされたらしいけど・・なんか評判が良くないし・・いいよね、こっちは。