Updated on 12月 20, 2024
(映画パンフレット) 『ゼイリブ』
レイ・ネルソン原案小説「朝の八時」を基に映画化、ジョン・カーペンター製作、音楽、監督作品『ゼイリブ』(1988年)
原題「They Live」
(出演)ロディ・パイパー、キース・デイヴィッド、メグ・フォスター
・・初めて劇場で観て以来久しぶりにと頭の中ではどんな展開だったっけ?どんな映画だったっけとウロ憶えの感じだが印象的には”なんか変な(良い意味で)映画観たなぁ~っていう印象だったっていう感じ。あとは・・今や有名となっているかな、当時も観ながら長いなぁと思った(無意味?)ストリートファイト。主演が元レスラーだからしょうがないか。
カーペンター監督自らも手がけたサントラの曲(メインテーマというよりも途中の或る曲が良かったなぁ)もビートが効いてたね。
あとは宇宙人のような異性人顔(サングラスをかけた際に見えるあの顔)の造形がインパクトあって気持ち悪かったねぇ。ラストは主人公の指たてと共に爆発、一件落着と思いきやまだ・・という、なんだかヘンテコな面白い映画だったなぁと思ったっけね。
残念なことにその主演のロディ・パイパーも(まだ若いのに)先日亡くなられてしまったね。追悼をこめてもう一回観直そうかね。
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・・二回目、三回目と観れば観るほど初めて観た際とは違いジワリジワリと面白味が増してくる。たしかに監督による代表作の『ハロウィン』や『遊星からの物体X』よりかは地味目(強烈な怖ろしさやアクションがない)だが、その社会風刺に現在の日本同様バカにもできず単なるB級映画をこえたものが感じられるものがあるね。表向き的には笑ってしまう程バカバカしいものがあるんだがねぇ。
いっそのこと浮浪者の主人公も『マトリックス』のネオこと救世主にもみえたりも。
・・パンフの表紙デザインはシンプルで良いんだけど、やっぱりタイトルかな。この映画がはじまりじゃなかったけどこの頃からじゃなかったかな?英語原題をそのまま日本語にするという・・『ゼイリブ』・・日本オリジナルの邦題でもよかったんじゃないかなと、これについては個人的には公開時から思ってたね。二文字に濁点付きのインパクトがあっていいんだけど・・など今でも思うことはある。