Updated on 5月 2, 2020
(映画パンフレット)『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』
バリー・レビンソン監督作品『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』(1985)
原題「Young Sherlock Holmes」
(出演)ニコラス・ロウ、アラン・コックス、ソフィー・ワード、
『エクスプロラーズ』との二本立て上映で鑑賞。原作も読んでこの作品目当てだったが、同時上映の『エクスプロラーズ』の良さに得した二本立てだったね。
・・この作品に関しては映画を観る前に原作小説から入った記憶が・・。書店に置かれていた原作本をみてなにか惹かれるものを感じ(当時は松本清張からクリスティーまで推理小説を好んで読んでた)さっそく購読。後に、映画館での予告編(ステンドグラスの絵が飛び出し薄っぺらな騎士が襲うVFXぶりに予告ながら興奮したものだった)をみて絶対映画を観ようと。
当時は地元の映画館で二本立ての上映。もう一本はジョー・ダンテ監督の「エクスプロラーズ」。あくまで同時上映作品としてなんの情報もなく観たのだが、これまた今考えても儲けものの心に残る作品となって今でも自分は好んで観たりする。
・・さて、本作のヤングシャーロック。全編シャレた映像の中で悪人たちの巣屈(地下組織のような)がよくありがち(「インディジョーンズ~魔宮の伝説~を思わせた)な設定に”う~ん”とちょっと思ったこともあったけど、最後までスリルある展開に満足したかな。おまけ?のエンドテロップあけのオチまでついたりしてたりね。
音楽面でも気に入ったのか今では見かけなくなった(廃盤となってる?)サウンドトラックのLPレコードも購入。いかにもな?ブリティッシュ風なスコアが映画の世界にぴったりとマッチしてたようにも聴いたかな。
登場人物としては主演のニコラス・ロウ(ホームズ役)よりもエリザベス役のソフィー・ワードの方が気に入ってたね。だけど主演の三人とも普段からあまり見かけない存在に思えるのだが、どこで何をしてるのだろうかね?