(映画パンフレット)『夢判断、そして恐怖体験へ』

 幸福の科学の劇場映画としては第22作目、総裁の大川隆法が企画する長編映画の第4弾作品、奥津貴之監督作品『夢判断、そして恐怖体験へ』(2021)

 ~大川隆法氏によるリーディング(夢解き)によるオムニバス映像化~

 (出演)青木涼、山岸芽生、希島凛、

・・まずパンフが普通に販売されてるとは思ってもいなかったね。ちょっと薄くてプレスっぽい感じもあるけどね。

 「~恐怖体験~」というタイルだし、おどろおどろしいホラーかな?って思ってたらそうでもなく、それこそ(夢判断)というよりも霊能者による霊たちへの供養って感じかな。

 いきなり大学の先生(ちなみに講義中フロイトもユングも出てこなかったね)が手をかざして・・って、あれ?そんなチカラのある先生によるSFチックなものなのかと観てたらエンディングで実際に大川氏が行なってる映像も挟まれてたしね。

 劇中三度ほど披露される劇中歌(ミュージカル?)にはちょっと残念だったなぁ。それまでの良い流れがそがれちゃった感じに思えて(恐怖)もなにもコミカルになっちゃってたね。

 ドキッとしたのは霊のなかのひとり(チンピラ)の不浮霊が色情霊なのか街の中を女を求めてフラフラしてるさまを見ながら思わず自分のこれまでにも体験してきた明晰夢時の行動と重なってこっぱずかしさが・・。

・・とはいえ、良かったのはラストで「‥魂のための成長・・今、自分たちは現実という夢の中で・・」・・って、これ、マトリックスにも通じる世界観だよね。