Posted on 6月 13, 2023
(映画パンフレット)『ヒドゥン』
ジャック・ショルダー監督作品『ヒドゥン』(1987)
原題「The Hidden」
(出演)マイケル・ヌーリー、カイル・マクラクラン、エド・オロス、クルー・ギャラガー、
(音楽)マイケル・コンヴェルティーノ
~第16回アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞~
・・ひとによっては、この映画をテレビ東京でのお昼に放映される感の強い・・など云うのも聞かれるが、自分としては断然(というかテレ東のイメージがない)淀川さん解説の「日曜洋画劇場」の思い出がつよく何回か(その放映での吹き替えでも)観た記憶の映画。ラインナップ時の予告編も毎回同じじゃなかったかな。タイトルを告げるナレーション時のバックには女がビルから飛び降りるあたりじゃなかったかなと。
じっさいこの映画を何年かごとに観る前後して大流行りした「ツインピークス」の影響もあってか、その前につくられたこの映画の主演としては自分としてはもっぱらカイル・マクラクランだと思ってたが、公での名義上はマイケル・ヌーリーなんだね。マイケル・ヌーリーと云われてもと、そうか『フラッシュ・ダンス』の恋人かと。どっかで見たことあるよなと思ったりしたこともあったが・・。そして肝心な監督といっても正直あまり名前にも馴染みがない。しらべてみると、『バーニング』や『エルム街の悪夢2』の方らしい。となると、この映画を含めホラー路線がお得意なのかな。
上映時間も一時間半とコンパクトながらカーアクションありエイリアンありのまったく退屈することのない世間的にはあまり知られていないような作品かなというイメージがあるが(自分を含め映画好きにとっては公開時あたりでの紹介から、かの「ターミネーター」も受賞したアボリアッツ国際ファンタスティック映画祭のグランプリ作品となれば有名と言わざるを得ない。
アクション映画ながらホッコリだかシンミリと終わるエンディングに他のありきたりなB級映画とはちょっと違うな感は当時から今に至ってもあるよね。