Updated on 1月 24, 2023
(映画パンフレット)(ATG映画)『股旅』


市川崑脚本、監督作品『股旅』(1973)
英題「The Wanderers」
(出演)萩原健一 、小倉一郎 、尾藤イサオ 、井上れい子、常田富士男、加藤嘉、大宮敏光、野村昭子、
(音楽)久里子亭
・・いきなり冒頭からの主演の三人と常田さんのテンポのいい掛け合いから(普段あまり時代劇を好んで観ない自分も)そのポップさにのめり込んだこと記憶する。当時「木枯し紋次郎」での中村敦夫さんが強烈にインパクトあって格好も良かったせいか、のちに観たこの映画での三人の(風貌は同じども)情けなさに(つまりはこれがこの映画においての青春群像劇なんだな)ギャップと可笑しみと寂しさがあったね。
Updated on 10月 1, 2023
(映画パンフレット)(ATG映画)『夏の妹』



大島渚脚本、監督作品『夏の妹』(1972)
英題「Dear Summer Sister」
(出演)栗田ひろみ、石橋正次、りりィ、佐藤慶、小松方正、戸浦六宏、小山明子、浜村純、殿山泰司、
(音楽)武満徹
返還直後の沖縄をオールロケした映画、72年5月に本土復帰、8月に映画公開(3ケ月間による撮影や編集などの製作?) 作品完成後創造社を解散。
・・旅愁感、ノスタルジー感じさせる武満徹のスコア(エレクトーン)のノンビリ調がいい。またヒロインの栗田ひろみさん(南沙織さんにも似てる長い髪の南国系娘)の可愛らしいこと。このあと「放課後」を観たっけか。あとは「えぇ!こんな終わり?」の唐突な終わり方に唖然。 ←初見時感想
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・・何年振りか観る。きっかけは『神々の深き欲望』を観たら同じ南国を舞台の今作がよぎると無性に観たくなった。はじめて観た時の「なんだか退屈によくわからなかった」はなく、よくわかったし、前に観た際のヒロインの栗田さんばかりに目が向いてたのがなくなり切ない内容のストーリーに満足。なんだったんだろうと思わず笑ってしまったラストカットも(二人による殺し願望と殺され願望の決着?)その前のビーチでのくだりなどあっての展開に唐突とはいえオチとしてのインパクトあるカットに納得・・とはいえ、本来殺されるはずだった殿山さんが殺すはずだった佐藤さんを突き落としたようにも見えるがね。
・・まぁ、一言で簡単にいえばひと夏におけるスータンのアリス的お話し(体験、悲恋)とも思ったりして。
・・今回あらためて観ても武満さんによるテーマ曲のエレクトーンというのかハモンドオルガンなのか使われてる楽器の音色のなんと懐かしげ感じさせるレトロな昭和感な響きなことだったかと。このあいだまで夏の高校野球が開催されてたけど自分も子供だった頃テレビから流れる学校紹介などでバックに流れたりしてたメロディーが思い出されるような、そんな懐かしさや癒しがあるよね。






