(映画パンフレット)『Here』

  ベルギー映画。バス・ドゥボス脚本、監督作品『Here』(2023)

  原題「Here」

 (出演)シュテファン・ゴタ、リヨ・ゴン、セドリック・ルヴエゾ、

・・静かで緑多き動く絵画を観たような(時々眠気も誘う)思った通りのアート系映画。同時公開の『ゴースト・トロピック』は未観(とりあえず予告編を観るにこちらだけ観ようかと判断)。

・・毎日、数ページづつ嚙みしめるように読んでるソローの「森の生活」とリンクするような心地のいい映画。バックにある移民問題など差し置いても(抜きにしても、もしくはどうでもいいような)、ヒトの出会いのワクワクさ、純粋な交流、営みなどスピリチュアルを感じた。フィクションといえども二人にとっては出会うべきソウルメイトだった?

 冒頭からの、小津映画にみられるような切り取られた風景の並びだけでも満足。ただ、本編中にちょっと長いなぁと感じたとこも確かにあったけどね(そこがやはり眠かった)。

・・まだこの本編(最後にいたるまで)ではけっきょくこの二人にとってプラトニックな性的な疚しさを感じさせなかったが・・車をとりにいった彼にとって下心あったのかどうかが気になったね。

・・パンフの表紙のヒロインの顔を見るなりどうも老けた四十代五十代のようなおばさんに見えてしまう。もっといいスチールなかったんか?どうせなら主人公との2ショットでなにかなかったのかなと。

(映画パンフレット)『不法侵入』

  ジョナサン・カプラン監督作品『不法侵入』(1992)

  原題「Unlawful Entry」

 (出演)カート・ラッセル、マデリーン・ストウ、レイ・リオッタ、

 (音楽)ジェームズ・ホーナー

・・この映画は、『フィールド・オブ・ドリームス』『グッドフェローズ』で既に有名となってたレイ・リオッタ(この後に、なんだか悪役といっていいのか、ひと癖ふた癖あるキャラを演じるようになったね)や主演のカート・ラッセル、監督のネームバリュー、内容以上にまずヒロインのマデリーン・ストゥさん目当てで劇場に行ったと思う。もぅ贔屓な女優さんを観るだけでも価値はある。

今、思う意返しても、この映画、この頃よくあった著名俳優らも出演の(サイコ絡んだりした)サスペンスもののひとつだったかなと。そんなにざっとも挙げられないが、『ルームメイト』やマイケル・キートンの『パシフィック・ハイツ』なんかもふと(似たようなものとして)思い浮かぶけどね。負としてとらえると(これに関しては古今東西映画もドラマもだが)凶悪犯や犯人側も知名度ある人が演じても有名もあるし先入観もあるせいか異常に見えなかったりそれほど凶暴にも見えなかったりなどあるんだよなぁ。だからお笑い芸人やコメディで有名な人がサイコパス演じても(これは作り手にもよるが)そぅいう風に見れなかったりして怖くなかったりなどあるんだよね。だから数観てると損する場合なんかもあるかな。