Posted on 5月 5, 2025
(映画パンフレット)『ジュ・テーム、ジュ・テーム』
アラン・レネ監督作品『ジュ・テーム、ジュ・テーム』(1968)
原題「Je t’aime, je t’aime」
(出演)クロード・リッシュ、オルガ・ジョルジュ=ピコ、アヌーク・フェルジャック、
(音楽)ジャン・ボフティ
・・公開前の予告編では監督の名前があがるまで、まったく無の初めて知った作品。レネ監督作品(初公開だと)ならば観ないわけにはいかない。予告からしても普通のお話ではなさそうなSFタイムトラベルもの。嫌でも期待値が上がる。 ちょうどこの頃、去年見逃した『男女残酷物語』のパンフをようやく得て、しかも本では筒井康隆原作を好んで読み続け、話題となってるヒルマ・アフ・クリント展に行き、その流れもあってか再度ホドロフスキー(特にホーリー・マウンテン)作品をもう一度観直すなど、SF、オカルト、神秘世界のながれとなってるなかでの貴重な作品。
こういう作品群を好んで観てると洋邦問わず普通の?わかりやすいアクション映画や恋愛映画ホラーにサスペンスにしても・・なにか(億劫とは云わないが)遠ざかってしまう。 まぁ元々こういう作品が自分には好きなんだなと。
・・全編はまだ観てないが印象的にかなりセンセーショナルに受ける『男女~』に比べれば、トンデモ具合の少ないSFアートな作品と観たが、なにぶん、短編作品集のDVDを観て『去年~』『ミュリエル』『二十四時間の~』の世界観のインパクトを思うとカラー作品だけでもレネ監督作品かな?っぽくも感じなかったこともない。勿論『薔薇の』や『メロ』など後期のカラー作品も多々あるのだが、やっぱり自分的にはレネ監督のモノクロ作品のイメージが改めて好むしつよいのかなと。
劇中のアナログ的タイムスリップのパッと消えてパッと現れる手法がなんともかわいらしくしつこい程それが何度も繰り返される展開にコメディを観てるようで笑ってしまう。
・・どうもここんとこ最近ではとくにロードショーもの、海外での賞など獲ってる話題作、邦画でもマスコミなどにも挙げられている人気作などにもどうも触手が向かず(今の自分の好む流れとして、趣向として)風変わりな作品を追い気味だなぁ~と実感。 映画は人気あるからだとか、賞総ナメだからだとか、観るべきだとか、そんなの関係ない。その時その時の自分の心の持ちよう、ストレスの有無具合などに左右もされるかもしれない作品の選り好みがあるんじゃないかとね。
だからか、5月にはDVD化(販売)されるらしいが、どこか再度公開してくれないかなと期待してる『男女残酷物語』・・配信でもいいしレンタルでもいいから早く観たいもんだ。CS(どっかのチャンネルで)でやってくれないかな~。
Posted on 5月 5, 2025
(映画パンフレット)『哭声/コクソン』
ナ・ホンジン脚本、監督作品『哭声/コクソン』(2016)
原題「곡성(哭聲)、英題:The Wailing」
(出演) クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ 、
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~エクソシスト、羊たちの沈黙、エド・ゲイン、密教、~
・・巷ではこの映画について語られたり考察されたりもするんだが、観心地もそれほど不快ではなかったけど、登場する主要人物のどのキャラに感情移入すればいいのか(わからなくなったりなど)、もぅ途中からどうでもよくなったかな。
・・「哭」の字、最初、これって常用漢字?って思ったね。なかなか普段日常で見かけること無い字なんで、こういった機会からも知ることになるよね。 読みは「コク」、意味としては「声をあげて泣く」、・・慟哭(ドウコク)」の「哭」か・・。
・・けっきょく、ゾンビやら怪物やらもでてきて連続殺人事件など謎もひろがったりもするけど、もぅどうでもよくなる感じ。
・・けっきょく1000万ウォンを狙った霊媒師と日本人(國村さん)による詐欺だった?ということも。
・・冒頭の釣りのシーンは劇中でも語られる獲物が自然にかかるのを待ってるという暗示?
・・この映画を観たあとには久しぶり『カル』をもう一度観たくなったね。謎を扱うものとしてはこちらの方が??も多かったけど出演にシム・ウナさんという美的ある一方のグロテスクやインパクトがあると思ってね。
・・パンフのデザイン(表紙)については、やっぱりチラシの登場するキャラの手書き風絵をもってきた方が映画全体のイメージにもつながるし・・釣りのカットもいいけど長閑に見えてインパクトに欠けるものがあるからね。