Posted on 6月 13, 2023
(映画パンフレット)『ヒストリー・オブ・バイオレンス』
ジョン・ワグナーとヴィンス・ロックの原作グラフィック・ノベル(コミック)を映画化、デイヴィッド・クローネンバーグ監督作品『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(2005)
原題「A History of Violence」
(出演)ヴィゴ・モーテンセン、エド・ハリス、ジョシュ・オルソン、マリア・ベロ、ウィリアム・ハート、
(音楽)ハワード・ショア
・・パンフは絵本のように厚い珍しいタイプ。
・・個人的にはクローネンバーグ作品は義務的必需鑑賞作品。原作のグラフィック・ノベルは未読の状態で(予備知識もなにもまま)鑑賞。
いやぁ~面白かったなぁ~っていう余韻じゃぁなかったね。痛快とは逆な、なんだかシンミリなってしまった家族映画であったかな。クローネンバーグ作品お得意の人体破壊もたしかにあって長年のファンとしては待ってましたもあったけど・・マフィアたちの恐怖感もなく(昔の香港映画での親分を守る下っ端どもじゃないけど、え?こんだけ?っていうほどのとりまきの少なさに大丈夫?そら云わんこっちゃない(主人公にやられる)というのに観てて消化不良。
・・実は過去には~~だったものとしては『トータルリコール』や『ロングキス・グドナイト』なんかが思い起こされたりしたなか、愛した夫は~~だったなんて現実的にはないよね。身元調査じゃないけどせめて一緒になる前にはどんなひとなのか(人だったのか)知るべきだよね。
・・アメリカ映画あるあるじゃねいけど学校で必ず居るいじめっ子というのか挑発野郎は映画として観てるだけでも気分わるくなるし腹が立つ。その子に対しても息子はやり返したのだが、けっきょく『ミュンヘン』でもないけど、暴力(他にも復讐や報復としても)は暴力を生むってこともあるよね。
・・出演にエド・ハリスやウィリアム・ハートもいて豪華贅沢で貫禄もあっったけど、みんな頼りなかったね。
・・クローネンバーグ作品おなじみ音楽を担当した今回のハワードショアのスコアも期待に添えて全編不安はつきもの。ただ尋問するだけでも観ててヒヤヒヤするくらいに撃たれるんじゃないかと。
Posted on 6月 13, 2023
(映画パンフレット)『エクソシスト3』
原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティ原作「レギオン」を映画化、製作、脚本、監督『エクソシスト3』(1990)
原題「The Exorcist III」
(出演)ジョージ・C・スコット、エド・フランダース、ジェイソン・ミラー、スコット・ウィルソン、ニコル・ウィリアムソン、ブラッド・ドゥーリフ、
(音楽)バリー・デ・ヴォーゾン
・・「2」を観てからそんなに時間経たずに続けて「3」を観ようと(巷では「2」よりも「3」の方が傑作やらなどいらん情報を小耳にはさみつつ)。
・・うぅぅ~んって感じ。正直言って面白かった(怖かった)とは言い切れなかったなぁ。これも好きずきの問題。1,2のオカルト系統とは違って今度は連続殺人事件を捜査する刑事を主人公としたいわばサイコサスペンスホラーだったってかんじ。たしかに1でも出た刑事だし、カラス神父(再びの登場におぉ!って驚いたが、なにより1で死んではいなかったという続編ありきの取って付けたようなアルアル設定にはちょっと残念)も出てきたし、お馴染み現場の階段もあるが、どうもエクシストを観た感じがしなかったね。その主演のジョージ・C・スコットもいつもカリカリ、怒鳴ったりなど観てて気持ちもいいもんじゃなかったし。
・・そもそもリーガンが出てこないというか映画に色気(華)がないよね。「2」を観た際たしかにリーガンも出てるとはいえ「1」と比べて作品全体の面白さがかなり劣った印象だったけど、いざ「3」を観ると今度は「2」と比べて今度はまだ「2」の方がよかったような印象になってしまった。リーガンの存在は大きい。
恐怖面でいうと劇中で数あるシートに被せられた死体を一切こちらに見せることなく主演の刑事のリアクションのみだったのはたしかに物足りなさがあったね。これに関しては不満だったけど、ナースステーションでの長回し最後にガ~んと見せるショッキングシーンは観ながらまるでヒッチコック『サイコ』での探偵アーボガストが階段をゆっくり上がってきた際のショックシーンにかさなったかんじに見られて、これにはっさすがに意表をつかれビックリしたね。
・・「4」もあるらしいけどもぅいいや。










