(書籍)(エトセトラ)『孤独の愉しみ方』

  思想家ヘンリー・ディヴィッド・ソロー著『孤独の愉しみ方 ~森の生活者ソローの叡智~』(1800年代)イースト・プレス

  原題「How to Enjoy Lone – Woodland Life Solo Wisdom」

・・緑映えるカバーの木々の濃い(マラカイトのような)緑色が目に良いようにとびこむ。

・・「孤独」というキーワードを目にするや購入。とくになにが知りたいわけではなかったが、やはり今の自分のライフスタイルを鑑みると本からなにかしらの癒し、アドバイス、共感、教訓などを得たいが為にか、ついつい手にとってしまう。

最近の作家さんかと思いきやの著者は150年以上前の思想家だと知り、そうだとわかると最近の作家さんによるエッセイというよりも、いにしえの哲学書を読むようにも感じられはするが。

・・まぁ、でも、150年前に書かれたものとはいい、現在も一緒じゃないかね。1番から155項目にわたっての読みやすく強要じみてもない。

最近でいうと哲学者ショーペンハウアーの『孤独と人生』にもかさなることもあって、やはり孤独なら孤独なりの一貫性、共通性が今も昔も西洋でも日本でも一緒なんだなぁと。

まとめるわけじゃないが、群れることをせず、自分軸で過ごし、事あるごとを受け入れつつ、興味あるもの(惹かれるもの)に打ち込み、焦らず、傲慢にならず、成るようにやっていくしかないのかな・・と。

・・今現在の自分においては「野性」という強壮剤が必要かもしれない。

(映画パンフレット)『主人公は僕だった』

  マーク・フォースター監督作品『主人公は僕だった』(2006)

  原題「Stranger Than Fiction」

  (出演)ウィル・フェレル、エマ・トンプソン、ダスティン・ホフマン、マギー・ギレンホール、トム・ハルス、

・・ふと手にとったパンフのタイトルに惹かれて(心理学でいうとこの夢の中でのことを連想してか)、なんの予備知識なく鑑賞。

・・『トゥルーマンショー』や『恋はデジャヴ』のような哲学的スピリチュアル的映画(劇中劇にも思えたかな)と観心地。

まさに今世での自分の運命、宿命は前もって自分自身でお空の上で決めてきたシナリオのようなもの。映画でも云ってた、自分を操っているような目に見えない思わぬチカラ(全知の語り手)は生まれる前から自分で書いたシナリオのようなもので、劇中では主人公に対して作家の声で一日一日が過ぎていったが、本来なら自身でこちらを選択し、この人と会い、こちらの会社へと勤め、こちらに住むというようなものを自らの声で云うようなもの。だからいちいち今後のことを不安に悩まず(もう筋書き上決まってる流れを憂いてもしょうがないよね)成るようになるしかないよね。受け入れるしかない。

 今まで怖くてできなかったこと、元々やりたかったこと、人生を好きに生きるのがいい 色々あれこれやってみる

・・これ以外ないと云われたバスに轢かれるラストから変わっての、よくありがちなハッピーエンドにはちょっとイマイチに思ったかな。

・・キャスト陣も華やかだったけど、やはりヒロインのマギー・ギレンホール

さんかな。『ダークナイト』しかり脇役どころながら(弟と共演した『ドニーダーコ』に関してはパンフのなかで写真も紹介もなかったね)あんまりパッとしない感じだったけど、この映画では光ってたね。逆にエマ・トンプソンのくすんだ老けぐあいぶりも目立ってたね。