Posted on 10月 12, 2022
(書籍)(映画・芸術・芸能)『大島依提亜と映画パンフ』


2018年11月、自由が丘のギャラリーで催されたトークショー&企画展「映画パンフは宇宙だ!」のテキスト『大島依提亜と映画パンフ(PATU)』(2020)Mook vol.1
・・催された当時のイベントについては知らず、映画館にて販売されてたこちらを購入。どうしてもパンフ関連の書籍となれば黙ってはいられないのでどういう内容なのかもまったくわからないまま得る。
正直云うと業界のなかでは有名らしい大島さんらしいが、失礼ながらこの書籍で初めて人物を知った。
・・まず、どっから云えばいいか・・、大きくマクロ的に、あらゆるジャンルをみても、歌にしろ小説にしろ、絵画写真の世界にしろ、まぁ、なんでもどんなジャンルでもだが、好きこのみというのは誰しもある。しかも有名だから、ベストセラーだからといって必ずしも共感できるとも限らず、好きでない世界だって普通にある。良い悪いでなく、好きか嫌いかってこと。
先にこう云って言い訳じみた前置きを云っておくと価値観や嗜好の違う人からもまぁしょうがない、そぅだろうなと少しはわかってもらえるはず。
と、こぅ釘をさしておいて、どんなものか、パンフに関するマニアックな歴史や種類やいろんな情報の詰まったなにかしらなモノかなと一通り読んだ(当時のイベントでの書き起こし?)が、個人的にはあっさりとサラリと読んでしまった。
・・しょうがない。自分もいろいろと映画を観ているつもりだけど観ていない数といったらほとんどで、しかも苦手なジャンル、偏って観ない監督作、流行りやSNSで騒がれたりしたもの等々、観てないどころか(観ようとしないも含め)知らない作品もあるなかで、このテキスト(大島さんの手掛けたりされた)紹介されているもののなかでも自分も所有してたり、勿論映画を観に行った作品はほんの数点しかなく、どちらかと云えば、これまでの自分の集まった(集めたでなく集まった)パンフのなかでもデザイン(中身の編集ぶりはあればあるだけ嬉しい)的には好みでなかったし作品も観てないことから自然と大島さんとも馴染みがなかったんだろうなぁ~と。
全然大島さんの作品群やデザインに対して批判もケチも一切ない。ただ単なる好みのこと。自分のようにレオナルドダヴィンチ(作品など)が別に良いとも思ってないのと同じように、映画もミュージカルはいまだに観ようとしないし、巷では支持されてるイーストウッド監督や是枝監督作品などはあまり観たいなと思わず、当然ながらパンフも持ってなかったりと。
そぅやってみてみても、このテキストで紹介されてる作品(パンフ)の、まぁ、少ないこと。まぁ、挙げても『パターソン』『ミッドサマー』メッセージ』『パンズラビリンス』・・と、あと一つ二つくらいかな。偶々だからしょうがないけどね。
とはいえね、数だけでなく上記にもあるけどパンフのデザイン的には自分の趣向的には角度的(趣味的には)なにか物足りなさと、なにかこぅキレイキレイ感が・・なにか、例えがどぅかと思うが、雑貨店でみられるような文房具のようなものに思えたり、おしゃれっぽい(ハンズや無印良品で売られているようなノートっぽい?)ものに、嫌いじゃないけどちょっとちがうなぁ~(自分の嗜好系じゃないなぁ~)と。個別ごとのパンフの枠内でもこれまで綴ってきたように、例えば主人公のアップの顔だけとか、タイトルの文字だけとか(パターソンはこのタイプだよね)、いろいろ作成されるにあたって制約や少ない資料のせいかもしれないが、どうしても受け手としてはオシャレとは違い物足りなさを感じたりするのが多くなってる気がしてる。だいたい字だけだとパッと目にしても情報が無くどんな映画かもわからないしね。
だからというわけじゃないが、傾向というわけでもないが、幼い頃からパンフをみてきて中身の情報は勿論のことまず顔というべきパンフの表裏にかんしての自分が好きな系統(これもすべてじゃないが)としては、うるさい位にワチャワチャしたもの(コラージュとして継ぎ張りなど)が視的に惹かれるし、いかにもパンフだと目に留まるよね。
やっぱり子供の頃から(今のシネコンでなく)各映画館の入り口上に掲げられてた手描き看板のように、パンフの表紙でも写真でなく似てなくとも手描きのキャラや名場面のカットなども描かれてる系が好きだよな。これまた全部じゃないとして簡単に云うと、ロジャー・ムーアあたりまでの007シリーズのパンフや東宝東和配給のB級アクションなどにみられる中央奥から手前に向けてキャラから動物から車からパース状にこれでもかっていうくらい敷き詰めたりする80年代にちょくちょくみられたものなんか好きだな。
大島さんのイベントには行かれなかったけど、それとは別にこの間初めて知ったが、偶々観たyou tubeで気になったのだが、俳優のなべおさみさん、1万冊?2万冊?のパンフの所有と自身云われてるほどのコレクターらしい。なんらかのカタチでトークショーでも講演でもなんでもいいからパンフにまつわるお話が聞きたいもんだなぁと思ってる。歴史から作成までの営業から古き頃の映画館街にまつわることなど他にもお話しされてるし、生き字引きにも思われる。
・・まぁ、とにかく今でも映画を観たらやっぱり買っちゃうよね。パンフは宇宙だ!とは思わないにしても、修学旅行に行った際に買ってしまうようなペナント、あるいは美術館に行った際の気に入った作品のポストカードのようなもの(カタログも買う)、そんな情報詰まった記念品だよね。
・・世界のなかでも稀な(唯一の、独自の)文化、映画パンフレット、または映画プログラム。今後とも廃ることなく続けてもらいたいもんだね。
Posted on 10月 12, 2022
(映画パンフレット)『レインマン』


バリー・モロー原作、脚本、バリー・レビンソン監督作品『レインマン』(1988)
原題「Rain Man」
(出演)ダスティン・ホフマン 、トム・クルーズ 、ヴァレリア・ゴリノ、ジェラルド・R・モーレン、
(音楽)ハンス・ジマー
第61回アカデミー賞作品賞
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・・この映画でのお兄さん(ダスティン・ホフマン)のサヴァン症候群に関連してというわけじゃないが・・日本テレビ「NNNドキュメント ~みいちゃんのお菓子工房 ~場面緘黙症 少女の夢~~」を録画してみる。思った通りだった 。やはりこの番組を観るに値すると心からそう感じるものがあったね。ヘタに感動を誘うようなワザとらしい映画や大げさに涙を誘うような白々しいドキュメンタリーとは違って、小粒ながらもグッとくるものがあって(自分にはね)心にもチクッと刺さって何か書かずにはいられなくなったんで、こうしてアウトプットすることにした。
一言で云うと共感したのかな?
「発達障害」・・そうだよなぁ~、確かに現在においての3次元的この地球上に住んでるいじょう喋れなくなったり体が動かないとなると日常生活に差支えあるとされ普通じゃないとみられる。
自分は画面の中のみいちゃんを見るなり、即、スターシードじゃないか?と。しかもこれだったらできる・・という以上の人並み以上の活躍(一芸に秀でるアート作品やミュージック関連、記憶力など)できる人も昔から多いよね。或ることになると一心不乱というのか自然と身体が機能するように黙々と働く人たち同様、みいちゃんの働きぶりもホント健気で美しかったこと。
だからなのか、学校に連れてかれて授業など受けるみいちゃんの姿を見るとなんだかかわいそうでかわいそうで(自分の娘でもないのに)見ちゃいられなかったシーンもあったね。気の毒というのか残酷というか無理矢理っぽくみえたのね。
いや、なにもお母さんや学校の先生等を責めたり非難するというわけではなく、そうまでしても(果たしてみいちゃん本人にとっては嫌々だったのかな?)学校へ行くという社会的概念が本当に必要だったのかなと他人事ながらも思ったんだけどね。どうなんだろ?だからか、みいちゃんの姿を見ながら自分を省みると「何を怖気付くものがあろうか!?」とお尻をひっぱたかれた感じだったね。失礼ながらも、みいちゃんとは違って自分は場所など問わず固まることもなく動くこともできることから。まだ身体的に優遇されているんだとね。
だからホントに番組でのみいちゃんの立ち振る舞いを見てちょっぴり勇気づけられたんだよね。
やっぱり人間にとって居場所というのは必要なんだね・・と、自問自答してる。






