(映画パンフレット)『宇宙戦争(1953)』

 H・G・ウェルズの原作を映像化、バイロン・ハスキン監督作品『宇宙戦争』(1953)

 原題「THE WAR OF THE WORLDS」

 (出演)ジーン・バリー、アン・ロビンソン、レス・トレメイン、ポール・フリーズ、

・・この作品を知ったキッカケはジョー・ダンテ監督の「エクスプロラーズ」での冒頭のシーンからのつけっぱなしにされてた深夜のテレビ映画だったよな。その時は勿論この映画の存在さえ知らなかったから映画用に作られたのかなと思ったりも当時(観ながら)あったけど、けっきょくは古典SF映画だったと後から知ってあぁそうなんだ・・と。まだ当時は全然SF映画に興味がなかったからね。

・・今回イギリス制作の4回シリーズのテレビドラマが放映ということであらためて原作を読んでもう一回53年版を観てみた。とにかく原作が思ってたのと違い今現在にも通じるものがある。侵略にせよ戦争にしろウィルスによるパンデミックにせよ人間とはなんと脆いもんかと。終盤での主人公と兵士による会話の章は格別。

・・さて、今作品の映画、宇宙戦争・・っていうよりも火星人の侵略による軍隊の抵抗っていうとこかな。「ゴジラ」に近いものがあるんじゃないかな。ミニチュアセットもあったりなど円谷プロの映画を観た感じもある。

86分と短く良いんだけど、終わり方の強引さと主人公(博士)とヒロインのやりとりは原作の一人称を思うと不服だったかな。

・・今度はスピルバーグ監督版を観てみようかと・・。

(映画パンフレット)『おっぱいとお月さま』

 ビガス・ルナ脚本、監督作品『おっぱいとお月さま』(1994)

 原題「La Teta y la luna」

 (出演)マチルダ・メイ、ピエル・ドゥーラン、ジェラール・ダルモン、キュカ・カナルス、

・・公開されてけっこうな時間経ったけど(存在は知ってた)、ただ正直タイトルからして観に行くこと、後にレンタル化されても借りたりするのが自分的にはこっぱずかしくて避けてたと思う。今回、CSで放映されるにいたりエロ映画なのかなぁ?など思いながら初めて鑑賞。

率直な感想としては『髪結いの亭主』を観た時の余韻(匂い)や、ちょっぴり心があったかくなったことで童話を読んだ時の微笑ましさを感じたかな。といいつつ、男たちのフェティッシュなファンタジー映画でもあったね。

恋は盲目・・など云ったりもするけど(人間恋をするとチンパンジーなみの脳になってしまうとか)、ちょっと度が過ぎるとストーカーにもなるという・・しょうがないよね・・男たるもの追いかけちゃだめだよね。

・・ところで、カタロニアの伝統行事なのかな、劇中の人間タワーを観ながら、自分の運動会での5段のピラミッドを思い出したりしたなぁ。今の時世の児童、学生たちは危険だからとやらないと思うのだが、自分たちの頃はピラミッドから騎馬戦から棒倒しなど傷つくようなことも普通にやってたよね。それで自分も一番下の段の四つん這いになった生徒5人の上に4人3人2人と乗っかって一番上に小柄な生徒が乗ると、前で仕切る先生の笛を合図に右、左、前と一斉に向いての最後の笛で全員(15人ということかな)が手足を伸ばしピラミッドがつぶれるのをやり、自分らの体の上に4段分の生徒らがグシャ!と乗っかるという・・まさにその記憶の光景が映画を観ながら思い出したもんだったなぁ。

・・昔のことなど思い返したこともあったりなどあったけど、やっぱりこの映画は主演のマチルダ・メイさんにつきるね。パンフを見るまで、あの「スペバン」のバンパイアだとは気づかなかった。あの頃よりも綺麗になったようだね。バレーぶり(身のこなし)も大したもんだ。