(映画パンフレット)『沈黙の戦艦』

クライング・沈黙・ボディ・山猫

  「沈黙シリーズ」第一弾、スティーブン・セガール製作、主演、アンドリュー・デイヴィス監督作品『沈黙の戦艦』(1992)

  原題「UNDER SIEGE」

 (出演)スティーヴン・セガール、トミー・リー・ジョーンズ、ゲイリー・ビジー、エリカ・エレニアック、

 (音楽)ゲイリー・チャン

 オールナイト4本立て上映で「クライングゲーム」「BODY」「山猫は眠らない」と一緒に鑑賞。

宣伝でも「海のダイハード」など云われ話題にもなってたし、この作品一本限り観ていたらより楽しめたかもしれないけど、さすがに4本立てとなればいくら良作としても他の作品と相殺されるようで勿体ない。寝ることなく最後まで楽しんだのだが、本家「ダイハード」のように観終わったあと歴史的映画に立ち会えたという感動もそれほど無くエンディングに流れるゲイリー・チャンのメインテーマ曲が良かったなぁという印象(本編よりメインテーマの方が印象強というと、「デルタフォース」のようなものかな)。どちらの作品も恰好良いんだよね。

共演のトミー・リー・ジョーンズにとっての駆け出し作品なのかな(いや、ブラックライダーに出てた)、頑張ったんだけど頭刺されてあっけない終わりにはちょっと笑ってしまったり。

(映画パンフレット)『満月』

 大森一樹脚本、監督作品『満月』(1991)

 (出演)原田知世、時任三郎、  (主題歌)奥居香 『Mr.Moonlight』

・・原田さんの「小弥太~!」しかもぅ憶えてないなぁ。

タイムスリップもので近年も戦後時代に主人公がタイムスリップして当時の武将らと会いいろいろあったりする映画もチラホラ見かけたりするが(実際は観てない)、武将役で知られた俳優さんが演じたりしてるのだが、どう見ても俳優さんにしか見えなく(映画紹介などで見てて)物語に入って行けそうにもないとよく感じることがあるのだが、それに通ずるものがこの作品にもあって、タイムスリップしてきた侍の時任さんなのだが、どうも侍として見れなく時任さんにしか見れず正直物語にも入っていけなかった。

時任さんじたい演技力ある良い俳優さんだとは思うのだが個人的には心を掴まれる華が感じられず(ちょうどアメリカの俳優でいうところの、そうだなぁ、トム・セレックあたりのキャリアの俳優さんだろうか・・)なんだか主人公のひとりとして見られない。残念ながら個人的趣向のため、こればっかりはショウガナイと思う。