(映画パンフレット)(ATG映画)『彼女と彼』

彼女と彼1
彼女と彼2

 

   羽仁進脚本、監督作品『彼女と彼』(1963)

  英題「Kanojo to kare」

 (出演)左幸子、岡田英次、山下菊二、五十嵐まりこ、長谷川明男、木村俊恵、平松淑美、市田ひろみ、桑山正一、小栗一也、穂積隆信、

 (音楽)武満徹

・・「にっぽん昆虫記」「飢餓海峡」とは違った左さんの庶民ぶり役柄も良かったのだが、果たして、まわり(世間)から見たら左さん演ずる主人公がおかしかったのか、それとも世間からの目(この映画でいう団地住人たちなど)がズレてたのか・・。どう観るかによって感じ方も変わってくる。

・・劇中、クズ屋(山下菊二)さんが「水を一杯・・」と主人公に云ってグラスの水をゴクゴクと飲む飲みっぷりやビスケットを子供のように頬張るシーンは微笑ましくまったく演技してないようにも見えて名シーンのひとつ。

(映画パンフレット)『コブラ』


コブラ1
コブラ2コブラ・ポリアカ3

 シルベスター・スタローン主演、ジョージ・P・コストマス監督作品『コブラ』(1986)

原題「COBRA」

 「ポリスアカデミー3」との二本立て上映を鑑賞。その前に公開前劇場予告(声優の内海さんナレーション)も恰好よかったね。「ロッキー4」と同じように全編をコンパクトにまとめてた感あって。

・・この映画についての個人的記憶として大きく残ってると云えば、やはり地元の映画館で家族(全員だったかな)で観に行ったことだろうなぁ。映画の感想云々よりも皆で観に行ったという、懐かしくめったになかったという思い出があるなぁ。「ポリアカ」も三作目だったし、この映画もスタローン全盛期だったからねぇ。

公開前劇場予告内で使われていた曲やエンディングの主題歌「American song」など収録するサントラも良かったねぇ。敵の悪のカルト集団はいったい何をやりたかったんだろう。

よくよく思うと、この映画こそ(脚本もスタローン自身書いたにも関わらず)続編(シリーズもの)として作られていきそうな系統ものだったのだが、・・どうしたんだろ?