Updated on 2月 5, 2023
(映画パンフレット)『ひかりごけ』
![ひかりごけ(映)1](https://tetsuyayumenikki.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/f79008418e65b19e9afb257eb6b76dfe.jpg)
![ひかりごけ(映)2](https://tetsuyayumenikki.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/97fcfc438a9f95b2bfdbf33348992161.jpg)
![ひかりごけ(映)3](https://tetsuyayumenikki.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/9b76802735ba24f36145e3129c54dad6.jpg)
![ひかりごけ(映)4](https://tetsuyayumenikki.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/2093dd893f4bb8688338e6e934c9a7bc.jpg)
![](https://tetsuyayumenikki.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/275dddfe4e6d7d7ae75483c9c19fbea9.jpg)
![](https://tetsuyayumenikki.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/35de7101140047c503bb4bcd792f1f1c.jpg)
![](https://tetsuyayumenikki.com/wp/wp-content/uploads/2020/04/0709789acd3aa3c010930fda8a0d3720.jpg)
武田泰淳原作を映画化、内藤 武敏製作、熊井啓脚本、監督作品『ひかりごけ』(1992)
(出演)三國連太郎、奥田瑛二、井川比佐志、内藤武敏、杉本哲太、笠智衆、
(音楽)松村禎三
・・1944年、北海道羅臼町、知床岬での死体損壊(食人)事件をもとにした原作を映像化。元々実録(事件)ものが好きなので予告、映画紹介を観ただけで予備知識なく劇場で鑑賞。
劇中でも平然とカメラ目線で人肉を喰らう三國連太郎さんが強烈なインパクトと気味悪さ、気持ち悪さがあったことを記憶する。裁判でも笠智衆ら裁判官たちの周りを光るありさまのなんという恐怖感。
・・この映画を観て原作を読み(他にも事件を扱ったドキュメントも読んだり)さらに代表作「富士」「快楽」などへと影響受けて武田作品を読んでいくこととなった。松本清張原作を思わせるような暗く臭ってきそうな文体、内容が自分にとって好まれたかな。
のちには日記メインの奥さん(武田百合子さん)の作品群も楽しく読むこととなった。そのなかにおいても「富士日記」はもう日記文学としても最高傑作だね。笑いがとまらない。